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スレッドNo.292

91歳実母がわがまま

Q 
 実母91歳。4年前呼び寄せました。手すりを使ってベッドからトイレまで歩けます。母は汚れた手もわからずあちこち付けながら移動しているので、きれい好きな夫に気を遣って、母には家事をやらせておりません。自分の衣類の着脱、着やすいようにボタンはマジック、ズボン・シャツ等は改造して前開きにしてあります。普段の食事はスプーンで食べることができます。夜、面倒だと、私にやらせようとちっとも着替えをしようとせず、いらいらする私。朝、デイサービスとショートステイに出かけるときも同じように、早く起こしても起きようとせず、「もう遅刻よ」と言ったらやっと起きる始末。私が手を出せば何もしようとせず、お人形のようにずっと突っ立っています。手伝えば5分で済むこと。そのほうが私のストレスも生ぜず、夜は手伝ってしまいます。近年、私も対応がわかってきて、こんな日々ですが、ストレスはやはり溜まり、1か月に1回、1週間から10日くらいショートステイに預けます。年に2,3回、ものすごく若返った感じになり健常者に戻ります。こんなエネルギーがあるなら、日常の中でほんの少しでも自分のやりたいことをやったらいいのにとこちらは思いますが、まったく寝てばかりです。こんな老人は、世話をしているこっちが鬱になってしまいそうですが、気持ちだけでも元気になればと、本人の希望の喫茶店に、週に2,3回連れ出しますが、他に元気になる良い方法はないでしょうか?

A
 このおばあちゃんがやっているのは、子どもがやっているのとまったく同じですから、元気になる方法はいくらでもあります。老人とつきあうときの先入観なんですが、子どもについては、母親が変われば子どもが変わると、みんなそうだろうと思う。老人だってわれわれが変われば老人が変わるんですが、でもこのおばあちゃんボケてるとか、老人だからとか、頑固だからとか、わからずやだからとか甘えているからだとか、おばあちゃんが悪いことにしてしまうんです。子どものときには、この子は頑固だからとかわがままだからとか初めしているんですが、「そんなことを言っていると子どもはいつまでたっても変わりませんよ」と言うと、「それはいけませんねえ」とやっぱり母が変われば子が変わると思うけど、老人のときはなかなか思ってくれない。看護者が変われば老人は変わりますから、「パセージ」の課題シートをしっかりつけて、このおばあちゃんをうまく勇気づける方法を工夫してください。(回答・野田俊作先生)

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