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スレッドNo.303

中1男子がふた月に1回くらい「お腹が痛い」と学校を休む

Q
 子どもは中学1年生の男子です。新聞配達をしていて、これは休まずに行っていますが、学校で少し遅刻があって、ふた月に1回くらい「お腹が痛い」と言って休むことがあります。今後新聞配達を続けさせるかどうかも含めて、どのように接していけばいいでしょうか?

A
 子どもが学校を休んだら、親は何が困るでしょうか?子どもが学校に遅刻しようが休もうが、何であれ、それは子どもが自力で解決すべき問題であって、われわれが頼まれもしないのに、口を出してはいけない。
 この息子さんに、「お母さん、僕、遅刻するんだけど、どうしたらいいだろうか?」と聞かれれば、「何々したらどう?」とアドバイスもできるけど、聞かれないのに言わない。あるいは、「新聞配達を続けようか、やめようか?」と相談されたら、「お母さんはこう考えます」と言えるけど、聞かれないのに言えないし、言う権利がない。
 それから、「お腹が痛い」と言って休むというのは気の毒ですね。うち(野田家)の子が1回、「お腹が痛いから、今日学校休みたい」と言ったことがあるんです。これでも私は医者ですから、ほんとにお腹が痛いかどうかくらいわかることはわかります。それでこう言ったんです。「うちでは、お腹が痛くなくても、頭が痛くなくても、熱が出てなくても、『今日は学校休みまーす』と明るく言っても、学校を休んでいいんだよ」。すると次からは、「今日は学校を休みまーす」と明るく言って休んでくれました。どうせ行かないんだったら、「暗く行かない」か、「明るく行かない」か、どっちがいいか。
 で、このおうちは、明るく休めない家なんですね。だから、子どもにそれは教えておいたほうがいい。「うちでは別にお腹痛くなくても、明るく元気に、今日は行かなーいって言ってかまわないよ」と。そしたら、きっとそうなるでしょう。そのほうがいいです。1日を有効に使えて。だって「お腹痛い」と言って休んだ以上は、数時間は痛いふりをしなくてはいけないですからね。つまんないですよ。(回答・野田俊作先生)

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