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スレッドNo.387

20歳次男の引きこもり

Q
 次男の登校拒否、軽い非行、高校中退。苦悩のまっただ中にいるとき、アドラー心理学を教えてくれた友人がいました。とにかく、少しでも明るい雰囲気に持っていくことに努力して、今では私は落ち着いていますが、20歳になった次男は今は閉じこもりです。
 しかし、おかげで小さなことに喜びを発見できるようになりました。もっと若いときにアドラー心理学を勉強できたらと思います。ありがとうございました。

A
 ありがとうございます。閉じこもりになっていても大丈夫です。ちょっとでも非行をした子はエネルギーがあるからね。だから、この世の中で面白いことさえ見つかれば、立ち直れると思います。このごろ、ポイントはそこだなあと思うんです。
 今の子どもたちはわれわれのころと違って、すごくつらいんです。われわれのころは、「大学へ行ってヘルメットをかぶって教授を殴る」という明るい未来がありました(笑)。髪の毛を腰まで伸ばして、オランダあたりでマリファナを吸って、ヒッピーになるという明るい未来があったんです。みんな何とかかんとか大人になったら、面白く暮らせそうだと思っていたんだけど、今の子どもたちってそういう遊びがなくなった。
 コンピューター・ゲームなんか、ヘルメットかぶってデモするのに比べると、あれはやっぱり面白くない。だからそんなんでなくて、何か燃えられること、面白いこと、オートバイに乗って走り回るでもいいし、山に登るでもいいし、海に潜るでもいいし、サーフィンするでもいいし、そんなのが1つ見つかると、すぐ人生は開けると思います。サーフィンボード1枚買うためにも、バイトせんといかんでしょう。そいつを海まで運ぶためには、車がいるでしょう。免許もいるし、相当働かないといけない。
 だいたい、人間というのは遊ぶために働くんですよ。われわれの親の世代は、遊ぶというのは罪悪で、ただ働くために働いたんですが、ああいう人たちが第二次世界大戦を起こしました。遊ばない大人って良くないと思う。若い人たちにはもっとたくさん遊んでほしい。われわれの世代に比べれば、あの人たちは遊ばないと思います。だから、子どもに遊ぶように言ってください。「何でも面白いこと、やってちょうだい」と。(回答・野田俊作先生)

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