自分の誓願と社会の矛盾
Q
生存への目標追求と、一回性誓願の葛藤・矛盾することはないのでしょうか?
注)誓願(せいがん)とは、仏や菩薩が一切衆生を救おうとして立て、必ず成し遂げようと定めた誓いのこと。大乗仏教において、仏道を志すものが願いを成就させるという誓いを立てること。菩薩が一切衆生を救済するという願いと誓いを立て、願いが叶うまでは自分が涅槃には赴かないとする。大乗仏教徒によって強調された。また阿弥陀仏の本願も誓願と同じ。
A
そりゃあるでしょう。ありますよ、あなた。そんな話は昔からなんぼでもある。「法華経」を読め。僕は「法華経」は嫌いなんですけど、中に書いてあることはね。でもこの話は多い。自分の誓願と社会の矛盾について。自分が願うことを社会が邪魔することについて。だから法華教徒はあんなに狂信的なんですよ。