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スレッドNo.505

姑が煩わしい

Q
 姑のことです。家族は、夫、子ども3人と姑です。私は仕事を持っていて1日中家にいません。帰ると、待っていましたとばかり、「○○さんがどうした、ゴミ当番はどうした?」と、あげくの果てはワイドショーのことまでしゃべりだします。しばらくするとうんざりする。「今日も帰るとああなるのか」と思うと、家に帰りたくなくなってしまいます。人生の終わりに淋しい思いをさせたくないと思いつつも、姑につらく当たってしまいます。姑は、何か言っては、夫にも息子たちにもイヤがられています。

A
 私は、おばあちゃまに育てられました。父親は開業医で、子ども時代は母親が薬局とか受けつけとか手伝いをしていたので、まあ母子家庭のようなもので、母方の祖母が同居していたのでそれに育てられました。そのおかげで、年寄りの繰り言を聞くのが好きです。何時間でも聞いている力がある。その力が長じて私をカウンセラーにしました。
 ほんとに平気なんです。同じ話を聞いてもちゃんと同じ助言する。だって、さっきのゲームをやめさせたい高2の子のお母さんのような話なんか、今までに570回くらい聞いたよ。毎回同じように言っている。
 毎回同じ話を聞いたからといって、私はそれで何にも傷つかない。次どうなるか知っているけど、最後まで聞いても安全です。最後にヤバイ結論が待っているわけではない。聞いたらいいじゃないですか。面白いんですよ、きっと。おばあちゃんがこれは大変面白い話だと思っているんだからきっと面白いんだよ。あなたも面白がってみたらどうですか。
 反抗的な子どもとつきあう1つのコツですが、毎日外へ出てなかなか帰ってこない子どもがいたら、きっと外で面白いことをしているんだ。その面白い話について興味を持って聞かせてもらいたいと思う。そうすると子どもたちは聞かせてくれるかもしれない。「何が面白かったの?」「それ内緒」「そんなこと言わないで教えてよ」「こんなゲームして勝ったよ」「すごいなー」と聞いていると、子どもたちとの関係が良くなる。「そんなこと聞いてたらゲームセンターやめますか?」。やめますかと考えたらいたらやめないんですよ。やめるかやめないかよりも、子どもと関係を保つことのほうが大事だから、しばらくゲームセンター奨励で、しっかりと面白がって聞いてください。
 おばあちゃんもそうなので、ワイドショウーや近所の噂話は、そのうち減ると思う。興味を持って聞いてあげていれば。
 私の父親は晩年、ちょっとだけボケかかっていて、「この話はもうしたかなあ?」言っていました。最初に言うなよ。聞く前には、したかしてないかわかんない。「最後まで言ってごらん。そしたらしたかしないか言うから」。最後まで聞く。で「どうだった?」「聞いた」。こんなふうに5回でも10回でも最後まで聞くことにしている。
 早期回想と同じです。ある話題を、例えば1週間に1ぺん5週間聞いたら、必ず変わっていく。細かいアクセントの置き方が変わっていって、親父も成長してきたなあ、同じ話でも少しアクセントの置き方が違うじゃないか、回想が変わったぞと思ったりしていました。

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