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スレッドNo.524

明るいカンニング対策は?

Q 
 テスト中にカンニングする子がいます。1人は机の中のノートを見ている。もう1人は早くできた子にこっそり見せてもらって直している。明るいカンニング対処を教えてください。

A
 明るいも暗いもないので、これは犯罪なんですよ、学校ではね。犯罪というのは、われわれ先進文明国では、「刑事訴訟法」と「刑法」があって、「刑事訴訟法」と「刑法」に則って国では処罰されます。学校でもそうなんで、クールになったほうがいいと思います。校則に「犯罪をした者は怒鳴りつけて2,3発しばけ」と書いてあれば、そうすればいいが、たいていそう書いてない。「その科目零点にする」とか場合によっては「全科目零点にする」とか書いてあるから、そう書いてあるならクールにそうするのが当たり前です。「カンニングなさいまして、うちの校則でその科目は零点ですからあなたは零点ですよ」と。「刑事訴訟法」とか「刑法」とかいう法律は、ほんとに現代の国家の誇りとしなければいけないもので、江戸時代とか鎌倉時代の法律と一番違う部分だと思うんです。というのは、国民の権利を縛っているのではなくて、国家の権利を縛っているんです。つまり、法律に書いてない刑罰を与えてはいけない。例えば、ハイジャックの法律がなかった時代にハイジャックがあると、ハイジャックに対する刑罰が軽いんです。そのときは重い刑罰をあげようとしてもできない。国が恣(ほしいまま)に国民に重たい刑罰をあげるということを禁止しているですから、例えば拷問の禁止なんかを書いてあるのは、拷問を国の側の権利として使ってはいけないということを書いてあるわけ。学校の法律(校則)も本当は学校の側を縛っているんだと思う。子どもたちの権利を最大限に保障するために、ある程度子どもの権利を制限しないといけないけど、学校は横暴だからそれ以上に子どもの権利をもっとたくさん制限したくなるので、そんなことをしてはいけませんよという意味であるんだと思う。カンニングしたときに、怒鳴るとか殴るとかしてはいけません。ただ「その科目を零点にしなさい」と書いてあるんですよ、たいてい。だからそうしてください。それが民主主義ということだから。

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