人の言うことを曲解するクセは治せるか?
Q
昨日こんなことがありました。夫がスーパーへ車で連れて行ってくれることになっていたんですが、昼食が済んで少し過ぎてから夫に「まだ買い物に行かない?」と聞かれました。私は夫に「早くして」と責められたような気がしたので、「だって今お昼ご飯が済んだばかりでお茶碗を片づけないといけないでしょ」と言いました。すると夫は「私は単にまだ買い物に行けないなら今のうちにタバコを買いに行こうと思って聞いただけで、あなたを急(せ)かしたわけではない」と説明してくれました。間もなく夫がタバコを買いに行って戻ってきたときに、「あなたは最近よく、『僕はこうこういうつもりだった』とよく説明してくれるようになったわね」と言ったところ、夫は「だってちゃんと説明しないとあなたはすぐに誤解して怒りだすもの」と言いました(これが夫婦が理解し合うということですね)。私はその夫の発言に深く感動したのですが、私はすぐに人の言うことを曲解してしまうので、「これって訓練して治せるかしら」と聞いてみました。すると夫は「無理でしょう。それは死ぬまで治らん」と言いました(私もそう思います)。完全に治すことはできなくてもある程度は改善すると思うのですが、やっぱり死ぬまで治らないのでしょうか?
A
治らないと思う(爆笑)。治らないけど、「私はいつも人の言うことを曲解する」ということを知っているということはできると思う。自分の「感じ」をそのまま信じないで、「これ間違っているかもしれない」と思うことはできる。だから「こんなふうに感じる。違う?」と聞いてみることはできるんですよ。でもやっぱり治らなくて、次また曲解するんですよ。だから諦めて、それは。でも、ある性格があるということとその性格を知っているということは別で、知っていればその性格を無意識に野放しにしなくていでしょう。