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スレッドNo.678

転職は?

Q
 最近自分にエネルギーを感じないのですが、やはり職業を替えるしか考え方がないのでしょうか?人や社会に貢献して生きるようにと思うのは自分の決心次第なんでしょうか?

A
あー、わかんないです。こんなこと言っていて、これが実は言い逃れで、どこへ行ってもこの人は逃げるかもしれないんですよ。負け犬姿勢になっていて、あらゆるところで自分は「かわいそうな私、悪いあの人」をやっていて、どんなに恵まれた状況にいても不満だけ見つけ出すというマインドもこの世にいますからね。そうかもしれんし、実はそうじゃなくて、今の職業にしがみつくのをやめて他へ行った途端に道が開けるかもしれんし、それはケースバイケースだと思うんです。僕がスピリチュアルワークでやろうとしているのはそういうことなんです。新しい仕事を探すことじゃなくて、今までのやり方を手放すこと。伝統的・古典的なアドラー心理学の人たちからは、あのやり方は危ないと言われます。僕も危ないと思います。今まで伝統的に、その人が生まれてからライフスタイルを作ってしがみついてやってきたやり方を何はともあれ手放さないことには、新しいことは始まらないかもしれないんです。いつも負け犬姿勢をとっている人は、どこへ行っても負け犬姿勢をとりますから、負け犬姿勢そのものを手放さない限りは、転職しても無駄かもしれない。どうもこの書きっぷりから見ると、転職しても無駄組みたい。この書きっぷりだけから推測していますから、わかりませんけど。われわれのマインド(=ライフスタイル)が作りだす諸々の雑念、僕らがずーーーっと自分自身に言い聞かせている「自動思考」は、「勝手に考える考え」は、世界と繋がったとこでの大きな決心がなかったら、グレゴリー・ベイトソンが「マインド」と、僕が「ハート」と言うスピリチュアリティーの中で、自分の人生の天職というか使命というか、そういうものを知ることなしに使われていると、保守的で保身的で、恐がりで、ひたすら今までの自分のやり方がどんなに悪くてもしがみつくもんなんですよ。それは場所を変えたって相手を変えたってしがみつくもんなんですよ。例えば、ある人が「この奥さんは絶対イヤ」と思って離婚して、別の女と結婚したっておんなじ夫婦を作るんですよ。ある夫婦で地獄のような毎日があった人は、離婚してガールフレンドができて、「あの女と暮らせば絶対幸せ」と思って、その女と暮らすとまた地獄になるんです。地獄の形はちょっと違うんです。前の地獄は、奥さんは朝から晩まで怒っていたんです。今度の地獄は、奥さんは朝から晩まで溜め息をついているんですよ。「これは駄目だ」と思って、奥さんを替えますと、次の奥さんは朝から晩までリストカットしているんですよ。この人がこのマインドを運んで生きている限りは一緒。だからそれを手放さない限り何も変わらない。というか、例えば自分の夫婦の中での男性としての使命・役割に気がつかないと。それを引き受ける勇気を持たないと、どこへ行っても他人を不幸にし、自分を不幸にすると思う。あるいは職業人としても、その職業の中で自分の使命、自分のすべきこと(=責任)を引き受けないと、幸福は来ないと思うんですよ。いつも幸福とか自由とかは責任というのとまったく同義語なんです。責任を取れば幸福になるんじゃないんです。責任と幸福とは同義語なんです。だって世界にどう組み込まれるか、その中で自分がどう役割を果たすかということが責任なんだからね。だからわかんないけど、職業を替えたから解決するというものでは必ずしもない。

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