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スレッドNo.741

野田先生の質疑応答

Q679
 質問ではありませんが、午前中お話ありがとうございました。元気なうちに伝えたいことは伝えたほうがいいということで、野田先生に感謝しています。ありがとうございました。アドラー心理学に出会える場を日本で作っていただいて、お客さんとして敷居の低い自由な出入りをさせていただいたおかげで、変な宗教に入ることもなく、鬱病や神経症で病院に行くこともなく、日々過ごせています。講演会の帰りなど、「ほんとに私はアホだなあ。でも1つ賢くなった」と思います。でも次に来るときは、またアホに戻っているような気もします。とてつもなく難しい心理学でなく、離乳食のように野田先生が与えてくださっているのだと思います。心の栄養をいただいて私はほんとに助かっています。

A679
 ありがとうございます。アドラー心理学というのは、今のところ、人類の宝だと思うんですよ。今のところというのは、将来もっといいものができるかもしれんから、いつだって。たぶん今僕たちが抱えている社会的諸問題を解決できる鍵だと思っているんです。残念なことにこれが広まらないんですよ。オスカー・クリステンセンというアメリカの、もうおじいちゃんでもうすぐ“あちら”へ行かれるんですが(もう行かれました)、最近も一応元気に出てこられるんです。鼻になんか管が入っているんです。酸素が付いてて、酸素と一緒に歩いてますのでそう長くないだろうと思うんだけれど、彼が元気な時代(1990年でしたか)に日本へ来てくれて、そのときに言ってたんですが、彼が大学院生のときにドライカースが来たんです。彼は教育学部なんですけど、アドラー心理学による学校教育の講演をして、これでアメリカの学校の問題の全部解決したと思ったんです。それから50年くらいたったけど、何ひとつ解決していない。だから「何かどっかで運動の仕方に間違いがある。それは何だかよくわからない」とクリステンセンは言うんですよ。私もよくわかんないんです。その、日本へアドラー心理学が入ってきて20年(現在は44年か)になるんですね。確かにたくさんの人たちが熱心にアドラー心理学を学んでいただいて、それで家庭も良くなり学校も良くなっているけれども、基本的な問題は増え続けているじゃないですか。不登校はどんどん増えるわ、非行はどんどん凶悪かするわ、子どもの自さつは増えるわ、夫婦の離婚は増えるわ、じいさんばあさんは一層不幸になるわで、全然、焼け石に水もいいところだなって。かといって、マスコミに打って出てテレビでお話をしたり一般向けの本にじゃんじゃん書いたら、なんか問題が変わってくるかというと、そうも思わないんですよ。そんなんしたら結局、質的に悪いものが広がるだけで、ほんとに良い知恵が広まらない。だからせいぜいのところ、わたくしにできるのは、まあこの世にいる間に多くの人と会うことね。それもこうやって「対面」でライブで会うことね。テレビとか「野田ライブラリー」とかでなくて、顔を合わして会うことね。それからたくさんご質問をいただいて、ご質問をいただいたら、変なことを訊くねと思っても、にこやかに答えることね。できるだけ知恵を絞って答えることね。それをあとで、ライブラリーなどを通じて遠いところにいて参加できない人たちにも分かち与えていくことかな。もうちょっとどうにかならないかなとずっと考えているんですよ。テレビとかを信用しないのは、やっぱり対面で会う機会のない人たちはどう受け止めているか全然わかんないと思うの。野田ライブラリーなんかをわりと信用するのは、僕があっちこっちへ行って実際に会った人たちが聞いてくれているから、だからそのときのことだけじゃなくて、「ああ、あんなこともあった。こんなこともあったな」と、その人たちの頭の中にエピソードがあって、それで聞いてくださるから大丈夫だと思うんです。今の社会の軽薄さといいますか、上っ調子というのが、やっぱりライブをあんまり信用しなくなっていること、面と向かって話をすることの力を信じなくなっていることだと思うので、面と向かって話をしたい。テレビ講座だけで話したくないと一応思っています。一応というのは、もうぼちぼち定年にしたいんです。当方の希望としては、一方的希望としては、65歳になると世の中から高齢者と呼ばれるじゃないですか。そしたらやっぱり定年やで、これは。事務所も替わって、なんで事務所を替わるかというと、うち、借金あるんです。この事務所、学会さんに借金があって、あれ返さんといかんと思うんです、やっぱり。踏み倒してしまうという手もないことはないんですけど、それも具合が悪いから返さんといかんし、それから資本金も食い込んでいるんです、当然、借金があるということは。もともと出資していただいた資本金を全部使っちゃったから借金しているわけで、資本金を取り返したら、その資本金をちょっと利子を付けて返し、借金も返し、僕らもここで退職金をもらうし、いつでも会社をたためますがね。会社をたたんで、海から30分山から30分の場所へ引っ越しをし、晴釣雨読、晴れてる日は釣りをして雨の日は本を読むか書くかという、こういう暮らしになると、しかし食っていけんなと、こう思うんです。で、その食っていくためには、それまでにきっとインターネットがもう一段発達しているだろう、インターネットの未来なんて全然わかんないわ。10年前に、今みたいにインターネットがいろんなことに使えると思わなかったもん。30年前には夢にも思わなかったもんね。でもいろんなことに使えるようになりますから、もう10年するとね、もっといろんなことができるようになって、インターネットで私が老後細々と食えるくらいの商売ができるかもしれない。会いたい人はどこにいるか知らんけど、和歌山県だか高知県だか沖縄県だか知らんけど、会いにおいで。庭に離れを作っておくから、という線でどうかな?と思っているのですが、そうもいかんかね。

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