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スレッドNo.709

桜ヒラヒラ

口の中が狭い事に気づいたはわゆーです。
うどん一本がすすっても収まらない…。
ウチのママが友達に~の感想ですが、シュチュが本当に素敵ですね。
もうタイトルだけで、作って下さり感謝って思いました。
さてさて、今回のネタですが、かなり昔に小説サイトに投稿したお話しをベースにしました。
ホントにただのお話しです。


『アネモネの館』

書斎に座る人物の手元が映り、ナレーションが入る。

ナ「この花が咲く頃には思い出す。
私が若い頃、旅をしていた時に訪れた、あの館での出来事を…」

机の上の花瓶、アネモネの花が映ると回想シーンに入る。

夜更け、けたたましい雨と雷鳴、焦るようにドアを叩く旅人が映る。

旅「夜更けにすまない!誰かいないか!」

やがて、館の扉の向こうから少女が顔を出した。

少「…どうかされましたか?」
旅「あぁ…、良かった。私は旅をしている者だ。
急な嵐にやられてねぇ…。
主はいないか?少し休ませてほしいんだ」

無表情な少女は静かに答えた。

少「申し訳ありません、ご主人様は遠方の行商に出ていて、今は不在です」
旅「そぅ…、なのか…。じゃあ…」

旅人が肩を落し、諦めて去ろうとすると、少女は呼び止めた。

少「お待ち下さい。
ご主人様の留守の間、館での事は使用人の私に一任されています。
いつも、ご主人様からは旅人には尽くしてあげなさいと言われています。
さぁ、中へどうぞ…」
旅「…入れてくれるのか?有り難い」

2人が館に入ると画面が変わる。
次に、グラスで酒を飲む旅人が映る。
そこに使用人の少女が入って来た。

少「お口に合いましたでしょうか…?」
旅「口に合うどころか、あんな豪華な食事は食べた事がない。
本当に助かったよ。ありがとう」
少「それは良かった…」
旅「それにしても、まさかこんな山奥に館があるとは…。
本当に運が良かった」
少「…ここは周りからアネモネの館と呼ばれています。
食事が済みましたら、お部屋をご用意していますので朝までお休み下さい…。
旅の支度が整うまで、何日でもいらして下さって構いません」

すると、変わらず無表情な使用人は、妙な事を話し始める。

少「…あの、休まれる前にお願いが…。
さっき配膳の際に食器を傷つけてしまいました」
旅「?そうなのか?怪我はなかった?」
少「はい、怪我はしていません。
ただ…、罰をお願いしたいのです」

旅人は使用人の言葉が理解出来なかった。
首を傾げていると、使用人は静かに旅人の膝にうつ伏せになった。

少「では、お願いします…」
旅「??ん?何だい?何を…」
少「お尻を…、叩いて下さい…」

唖然とする旅人は、一呼吸の後、笑い始める。
からかわれているのだろう、そんな風に思ったのだ。

旅「いやいや、そんな子供みたいな…。
変わった冗談を言うんだね?」

しかし次に、使用人は迷わず自分のスカートを捲り上げ、尻を突き出したのだ。

旅「!な、何を?!ちょっと待っ…?」
少「私は生まれてから、ずっとこの館に使えております。
粗相があった時は、いつもご主人様や奥様はお尻を叩いて躾けて下さいます。
私もそれに習い、お嬢様が粗相の際には、私も同じようにお尻を叩いています」

突然の事に旅人は困惑したが、それがこの館の決まり事ならば、断れる立場ではないと考えた。
旅人は悩んだ末、答えを出した。

旅「…わかった。
それがこの館の決まりなのだな…?
世話になる以上、この館の決まりに従うべきだろう。
…悪く思わないでくれ」

旅人は言われた通り、少女のお尻を叩き始めた。
無表情な少女は、この時に初めて感情を露わにし、泣き出したのだった。
最初のお仕置きシーンが終わり、次に寝室でくつろぐ旅人が映り、ナレーションが入る。

ナ「この館に来て数日、私は何不自由なく過ごしていた。
豪華な食事、綺麗な寝床、望んでも簡単には味わえないだろうこの生活に、私は甘えていた。
少女のお尻を叩く事が、館にいられる条件ならと、あれから私は何度も少女を膝に乗せた。
そしてまた…」

寝室のドアをノックする音、それからあの使用人の少女が入って来る。

少「…あの…、また私、粗相をしました」
旅「…そうか。こっちに来なさい」

旅人は慣れたように少女を膝に乗せ、お尻を叩き始める。

ナ「普段、無表情なこの少女だが、お尻を叩く時だけは、感情を表に出し、泣くのだ。
この姿が、この時には愛おしくすら感じていた」

やがて旅人は少女の下着に手を掛け、裸のお尻を露わにさせた。
そして、少女のお尻は腫れ上がり、泣き続けるのだった。
このお仕置きシーンの後、画面は再び寝室の旅人を映す。
だが、打って変わって、何故か怯える様子の旅人がいた。
ナレーションが入る。

ナ「あれからどれだけこの館で過ごしたのか…。
今、私はある疑問に怯えるようになっていた」

同じように、寝室のドアをノックして少女が入って来る。

少「…失礼します」
旅「…ひっ!」
少「また…、私、粗相をしました」
旅「う…、ぁあー!!」

意を決したように旅人は使用人の手を掴み、膝に乗せたかと思うと、狂ったようにお尻を叩き出した。
ナレーションが入り、お仕置きシーンが進行する。

ナ「この館に来てしばらく、私は少女にしか会っていないのだ。
主は?婦人は?ご令嬢は?
あの豪勢な食事を全て少女1人で?
この広い館を全て1人で管理など出来るのか?」

腫れて行く少女のお尻を映し、ナレーションの後画面が変わる。

ナ「そしてある日の明け方、私は館を出た…」

再び最初の書斎、花瓶のアネモネの花が映る。

ナ「館を出て数年、再びあの館を探した事があった。
だが、近くの村に聞いても、旅人に聞いても、アネモネの館の名を知る者には合わなかった。
おぼろげな記憶を辿り、館があったはずの場所を探したのだが、館の姿はなく、見つけられたのはアネモネが咲く草原だけだった。
…あの少女は今どうしているのだろう?
今も主の帰りを待っているのだろうか…」

最後、館の扉が開き、微笑む使用人の少女の姿が映り終了。


って感じです。
春は桜だけじゃなく、他の花も芽吹く季節ですね。
でも、秋が好きなはわゆーでした。
じゃまた。

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はわゆーさん、こんにちは。

ウチで動画化できるかどうかは別として思わず引き込まれてしまうお話ですね。いつもありがとうございます。

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