つながる世界。
妹が遊びに来たのでアレクサを紹介(笑)して、
「これはいろいろ呼び出せるけど、ジャニーズはだめで、
あと谷山浩子も全然…好きなのに残念なんだよね」と
言ったら、そこから「あまんきみこの童話の新作が出た」と
いう話になりました。
谷山浩子の曲の中に、あまんきみこの『車のいろは空のいろ』を
モチーフにしたものが何曲かあるからなんですが、
妹も私もこの童話は大好きで谷山浩子も大好きなのに、
妹はなぜか『本日は雪天なり』の曲を知らないようでした。
そのあと、弟が『テングサの歌』を聴かせてくれたのですが、
人間のいない地球、というところで妹が驚いていました。
そういえば私、昔はそういうの、それはそれで素敵かもって
思っていたところがあったのですが、
世の中がこんなになると、違う感じ方をしてしまうなあと気づきました。
私はまだまだ地球にいたいです。(笑)
(テングサの歌は大好きですけどね。)
ところで、谷山浩子とあまんきみこの作品のつながりは昔から知っていましたが、
アタゴオルの世界とのつながりのことが Wikipedia か何かに出ていて、
なんか納得。アタゴオルも不思議な世界で、好きなんですよね。
そういえば、昔運転免許を取るために合宿したのが米沢で、
アタゴオルは米沢の街角から行けるという設定だったと思い出しました。
いろいろつながってくるなあ、という感じです。
私は中学生の頃からブラッドベリの作品が好きで(最初に読んだのは
スペイン語訳でしたが)、日本に帰ってからハマった漫画家が萩尾望都。
そして、彼女もブラッドベリが好きらしく、ブラッドベリ作品を漫画にした
作品も出しているのです。
年末から『ティオの夜の旅』(組曲)の中の『海神』と『環礁』が頭の中を
くるくる回り続けていたのですが、お正月に近くの公園に行ったら、
黄色い鳥(正確には背中が薄い黄緑色でおなか側はまっくろ)の群が
何度も空を横切っていったので、それ以来『黄色い鳥のいる風景』(『クレーの絵本』)が
頭から離れなくなって困りました。そして、たまに曲が切り替わってくれるのですが、
ぼくがことりになれば♪
とか
つばさがとりをつくったのではない♪
とか
なんとなくどこかでつながっている感じ。(笑)
(あ、こっちは『飛行機よ』ですけどね。)
たまに鳥つながりじゃないのが頭の中で鳴り出したなと思ったら、
階段の上に子供がいたり。(笑)
(これもクレーの絵本ですよね?)
夜眠れないくらいずっとぐるぐるぐるぐる鳴り続けているので、
なんとかしようと思ってアレクサで呼び出して聴いたのが、
『原宿いやほい』(きゃりーぱみゅぱみゅ)と『VOICE』(Perfume)。
…頭の中で鳴る曲数が増えただけでした。(笑)
やっと少しおさまってきましたけどね。
ただ、落ち着いて考えてみると、原宿いやほいも VOICE も、
どことなくもの悲しい音がして、
結局私ってそういうのが結構好きなのかもなって思ったのでした。
クラシック系だと一番好きなのがヴィヴァルディの四季の中の『冬』ですからねえ。
ところで、なぜ原宿いやほいはあんな音の曲なんでしょうね。
若者が集まり、世界中から観光客が集まり、にぎわう街なのに。
でも、竹下通りではよく原宿いやほいが流れていて、
それはそれで合っているというか、おかしくはないんですよね。不思議です。
私が最近よく聴く『愛の言霊』も、ちょうど↑の前に妹と(アレクサで呼び出して)聴いた
YMOの『ライディーン』も、やっぱりどこか不思議な音がしたり哀しい感じを受けたり
するんですよね。
一緒に聴きながら、「『ライディーン』はやっぱり名曲だねえ」と、
妹と弟と3人でしみじみ言っておりました。