感想です
新之助です。
てつをさん、今回の句会の運営ご苦労様でした。
今回の句会で高成績をとられた泉也さん、アイビーさん、てつをさん、おめでとう
ございます。
泉也さんの「自作あれこれ」楽しく拝見しました。
小生の選句の感想です。
☆たわいない会話弾みて日脚伸ぶ(野の風)
春に向かう暖かい日に、日頃出会う方などとのとりとめのない会話は楽しいものです。
季語とマッチした情景が浮かびます。
☆残雪の日溜りに猫動かざる(泉也)
猫が縁側など暖かい場所で寝ている風景はよく見かけますが、作者がご覧になったのは、丹波の山奥での光景とは、恐れ入りました。「残雪の日溜り」の措辞が素敵です。
下5はこのままで良いと小生は思います。
☆如月や我が世にifのありたれば(てつを)
3月の季節は、卒業、入学、入社、退社などの人生を左右する行事が行われる季節かと思います。
その時期に、自分が選択したものとは違った選択をしていたら、どうであったかを、作者は振り返り、思いを馳せている句と受け取りましたが、どうでしょうか。
もし、間違っていたら教えて下さい。
☆山焼に部落総出の日曜日(アイビー)
山焼のような手間のかかる行事ともなれば、部落総出でやらざるを得ません。その行事の中で交わされる会話も含め、光景が目に浮びます。