感想
野の風です。
泉也さんの自作あれこれ楽しく読ませていただきました。
野の風の感想です。
近づけば虹遠ざかるばかりかな(アイビー)
私も車を運転して虹を見つけ、どんどん接近するのだけど、しかし虹はそれ以上に遠ざかって行くのはなぜだろうと不思議に思うときがありました。
臨海の煙突群に虹の橋(泉也)
臨海の工業地帯の煙を吐く建物群、その上に架かる大きな虹 人工の建物と自然の虹の対比がむしろ漢字だけによってより鮮明に表されていると思った。
虹立つや前途に希望感じけり (新之助)
虹は希望や平和を象徴するように思います。私も虹に平和を祈りました。
あざやかなみどりのうましきうりづけ (てつを)
塩漬けの一本のままの胡瓜漬け、色も取り立てのままの緑、テニス仲間の女の人がコートにそんな胡瓜をもってきて皆に食べさせてくれました。美味しかった。
この俳句そのままです。