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スレッドNo.429

新之助の感想です。

新之助です。皆さん、今晩は。
 小生の選句の感想です。
ほかの皆さんからの感想も、どしどしお寄せ下さい、

☆秋の雲流るるままの余生かな(泉也)
  空を見上げて流れて行く秋の雲を眺めている作者の悠然たる姿が目に浮びます。
  どうぞ、そのような悠々自適の生活を楽しんでください。

☆淋しくてならぬ時あり芒みる(野の風)
  作者には、いつもそばにおられた愛妻を数年前になくされておられます。
  何かの拍子に、淋しさがこみ上げる時があるものと思います。
  そんな時に、群生した芒をご覧になり、奥様との思い出にふけられているものと理解しましたが、どうでしょうか。

☆玄関を開けたちまちの金木犀(アイビー)
  本句は、ご自宅の庭に植えた金木犀の場合と、金木犀が玄関に活けられた他人の家を訪問された場合の2つの場面を想像できますが、多分、後者の場面でしょうか。
 とにかくも、玄関を開けた時に、飛び込んできた金木犀の香に、秋を感じておられる作者の笑顔あふれる姿が目に浮びます。

☆満月やいよいよつのる宙の旅(てつを)
今や、月旅行も夢でない時代になりつつあります。とはいえ、実現するには、多くの課題があります。
 満月をご覧になられた作者は、その中で、宇宙への旅を思う気持ちを句にされたものと感じました。
以上

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