野の風
野の風です。
清記を発表します。
選句方法は下記の如くお願いします。
①通し番号の区切り毎に2句づつ選句する。 さらに投句全体から2句追加選句し、 合計10句を選句する。
②良いと思う句には○、特に良いと思う句には◎を付ける。
(◎は2点、○は1点とする)
③選んだ全ての句の「通し番号」と「その前に○、◎」を表記する。(○は省略可)
④件名を「句会選句」とし、本文に③及び俳号を記入の上投稿
選句は清記発表から令和7年1月15日(水)まです。
「冬及び新年」の句会清記
1. 人居らぬ礼拝堂の寒さかな
2. 重い腰上げて窓拭く年の暮
3. 数へ日や大谷追ひし年であり
4. 初鏡年相応の顔があり
5. 初茜一羽のとんび悠然と
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6. 車椅子押し病院の道寒し
7. 寒茜釣り人の影細りゆく
8. 一本の包丁研ぐも年用意
9. 冬の鳥羽根の一枚ベランダに
10.蒼空に二羽の鷹舞ふ竹生島
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11.老人の歩幅狭まる寒さかな
12.飲み交はす倅の欲しや年の酒
13.門松も立つて駅前商店街
14.立札にマムシ注意や山眠る
15.夫婦して意見一致の鰤大根
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16.寒き日や人はまあるく丸くなり
17.注連作り子らと張り切る喜寿米寿
18.数へ日や相も変はらぬ畑仕事
19.ひたすらに六字の御名を初諷経
20.柚子湯して軽きと思ふ老の身の
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21.一人居の猫と寒さを分かちけり
22.育ちゆく子等に値上げのお年玉
23.生き過ぎぬ程に生きたし枯葉舞ふ
24.短夜や眠りは浅く夢多く
25.朝まだき二度寝か雪を掻くべきか