アニメ「Lv1魔王とワンルーム勇者」
「Lv1魔王とワンルーム勇者」
第12話(最終回)「彼らがもたらしたもの」
https://anicobin.ldblog.jp/archives/60846038.html (あにこ便に変更しました)
大団円の、まとめ方が爽快かつ暖かな余韻も載せて実に良い最終回だったでしょうか。前回がクライマックスで、今回は解決編、そして過不足のない終幕を楽しませてもらいました。
>一国の政治の問題を思い切り個人の友情の問題に引きずりおろしてくれたマックスでしたが。誠意だけは伝わる事でしょうけれど…。
レオとフレッドの一対一ではどちらかが倒れるまでやるしかなく、しかも図式としては国事犯とそれを討伐する者の戦いでしたから、政治的に玉虫色では終われなかったところでしょうか。マックスのお陰で完全に個人的な問題として一般視聴者に印象付けられたようで。その感動で世論が動いていると、王国政府としてもそれに迂闊に逆らえなかったということでしょうか(そういえば、王国というわりには国王は全然出てこず閣僚会議で事が進みましたが、ファンタジー世界といっても日本に非常に似た世界観なので、日本の体制に寄せたものなのかどうか)。
まあ、マックス自身はそこまで計算してやったかどうかと言うと、単に直情的に世間の同情に縋ったのかも知れませんけれど。
そう言う意味では良い意味で炎上案件にしてくれたものでしょうか。あのドローンを仕掛けてすべてをリアルタイムで白日の下にさらけ出してくれたあの記者さんは。
>ただ王国政府がその情にほだされるわけでもないでしょうし、世論がここで反応してくれるくらいなら、そもそもガンマ共和国の独立などといった所まで問題がこじれる事もなかったと思えるので、果たして…。
王国政府の方も、(推測ですが)これまで内々に処理しようとしていた資源目当てにレオたちが開拓した土地を取り上げようとした件が満天下に晒されたことで、世間から「なにそれ、ひどい」という指弾を浴びつつもそれを梃子にして、王国の失政を自ら軌道修正するという落としどころに持って行ったのではないかと。
おまけにゼニアの怪我の功名、グリムス大臣の不正を暴いた事件で世間の注目を逸らすことができたという幸運にも恵まれたでしょうか。
そして共和国との関係では、独立ではなく自治区にすることで和解を演出できたので、まずは全方面上手く言ったものかと。
この自治区と言う処置自体どこまで永続性があるのか(他所の「銀英伝」で新領土(元の自由惑星同盟)がラインハルトの承認で自治が認められても、それについて「皇帝の判断次第じゃないか」という批評も聞いたことがあります)、と感じもしますが、マックスが健在な間にきちんと体制固めも必要でしょうか。
フレッドは退場したグリムスの後釜として大臣に。もしやきっぱりお断りしたりするのか、とも思いましたが、どうやらその席に着くようで。どこまでも王国の前途のために働く苦労人の立場を選ぶのも彼らしいでしょうか。部下の二人も敬愛する上司の出世に喜ぶことでしょうね。
そしてマックスと魔王さまは既にアパートに戻って日常生活を再開。勇者として活躍してまた戻ってきたマックスに嬉しそうな魔王さまの様子が可愛いです。そしていそいそと料理を並べるときはアダルト形態になるとか、やはりマックスに恋愛感情を持っているのか。
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マックスにはまた手のひらを返したマスコミが寄ってきていますが、さすがに勇者を引退したときのようには調子づかずに逃げの一手。
これから社会復帰するのかどうか。相変わらずのyoutuberをやっているようでフレッドに呆れられていますが(コーラにキャンディーを入れて噴出させるって、他所の転生自販機でもやってましたが、ポピュラーなネタのようで。しかし、幽霊さんは実況じゃなくてデータ映像でも出てこられるのか)、そろそろ就職も視野に入れて魔王さまを安心させてあげてはどうかと。
それにしても、この期に及んで魔王さまとゼニアに「出ていけ」とか良い度胸でしょうか。魔王さまがいなくなったらまた引き籠りになるでしょうに。この点は、他所の幸来さんの方がお世話してくれる同居人(猫)の有難みをよく分かっているようで。
それにしても結局幽霊の正体は分からずじまいでしたが、いつか気付いてもらえる日が来るのかどうか。
ユリアさん、無事出産できたようで何よりでした。旦那さんも優しい人のようで。
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前回のあにこ便のコメントでも言われていましたが、勇者パーティーの仲間はあくまで仲間であって恋愛対象ではなかったのでしょうが、まあ穏やかな家庭を作るとなったら、他の三人が対象外と言うのは分かるような。
そしてなるほど、過去に既にマックスからもう会わないという宣言をされていたんですね。これからは勇者パーティーのメンバーとしてではなくそれぞれの人生を選んで歩んでいくという、それもまた英雄であったことを引きずらない、清々しい別れ方だったでしょうか。
別れる直前に撮った写真が飾られたワンルームで、これからLv1魔王とワンルーム勇者がまた愉快な日々が続くことを祈りたいです。
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(追記)
伏線になりそうなことが2点あったかと。
1つは、グリムスが言っていた「戦争で得をする人間もいるだろう。でもそれってもしかすると…人間に限らないかも」。魔の眷族にも魔王とは別に戦争を煽りたい精力があるようにも聞こえました。
もう1つは、ユリアの娘がバドミントンのサーブのとき魔力を帯びていたようだったこと。将来彼女も新たな勇者パーティーのメンバーになったりするのかどうか。
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「Lv1魔王とワンルーム勇者」
第12話(最終回)「彼らがもたらしたもの」
>王国政府の方も、(推測ですが)これまで内々に処理しようとしていた資源目当てにレオたちが開拓した土地を取り上げようとした件が満天下に晒されたことで、世間から「なにそれ、ひどい」という指弾を浴びつつもそれを梃子にして、王国の失政を自ら軌道修正するという落としどころに持って行ったのではないかと。
確かにレオ達が開発した土地を王国政府側が資源目当てで取り上げたという事実を握りつぶしていた、というのはあり得そうな話でしょうか。
レオ側も不器用で世論操作に長けていたタイプには見えなさそうですから。
>そしてマックスと魔王さまは既にアパートに戻って日常生活を再開。勇者として活躍してまた戻ってきたマックスに嬉しそうな魔王さまの様子が可愛いです。そしていそいそと料理を並べるときはアダルト形態になるとか、やはりマックスに恋愛感情を持っているのか。
このあたり、傍目には新婚夫婦そのものでしょうか。
>ユリアさん、無事出産できたようで何よりでした。旦那さんも優しい人のようで。
このあたり、ほれぼれするほどに普通の主婦風だったことでしょうか。これで元は歴戦の勇者パーティですから。
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普通の主婦風に見えて、実は歴戦の戦士とかエージェントとか、いかにもありえそうなパターンでしょうか。
>この自治区と言う処置自体どこまで永続性があるのか
まずはレオ側も王国民もよくも納得しきれたなと。
レオや幹部あたりはまだしも不満を持つ下の兵卒やら庶民やらいてもおかしくなさそうだし、王国民側もガンマ共和国独立という形で世を騒がせてくれたことに不満を持つ民衆も結構いておかしくなさそうに思ってましたから。
あと現実世界に照らし合わせるなら、皮肉を込めても思えそうでした。
某大国の実効支配下にある、何かと話題に上りやすいチベットやウイグルも「自治区」だよねえ、と…。