アニメ「薬屋のひとりごと」
「薬屋のひとりごと」
第16話「鉛」
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完全にミステリー仕立ての話だったでしょうか。それもけっこう良い話的な展開でした。そして壬氏は、自分からマオマオに丸投げしておいて、彼女が持ち場を離れるのを拗ねるとか、なんとも子供っぽいことで。
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まあ壬氏も羅漢に良いように使われている感があって、人の思惑で動かされるのが面白くないのでしょうか。
マオマオの方は最初から興味津々で、ロクに話も聞かずに勝算はあるのか?と思いましたが、きちんと残された手がかりから鮮やかに謎を解いてみせてくれて、見ていて心地良く楽しめました。サブタイトルが「鉛」なので、鉛中毒絡みの物騒な話かと思ったのですが。確かに父親は鉛中毒ではあったようですが、鉛を投与されたといった犯罪では無かったようで。
射し込んだ日光を金魚鉢で集めて鍵穴のはんだを溶かして新たな鍵を作るとか、彫金師の話ならではのトリックで何ともユニークなのには感心しました。父親もずい分と持って回った、実現可能性の低そうなメッセージを残したものかと。もしかして、自分が直接子どもたちを諭しても上手くいかないと思って悩んでいたところに、羅漢が父親に「上手く謎を解くであろう者がいる」と持ち掛けでもしたのでしょうか。
でも兄弟が仲良く適材適所で仕事を続けていく、という結果は、末っ子の言葉が無ければあり得ませんでしたから、解決の最後の鍵は自分の子どもたちに有ったということで、父親にとって良い結果だったでしょうか。
三人兄弟に格差のある遺産を残した、という発端は「長靴をはいた猫」を思わせ、あの話では三人兄弟はそれぞれ別の道を行った感じでしたから、なおのことこちらの結末に好感を覚えます。
羅漢もずい分嬉しそうでしたが、それがまた壬氏には面白くなさそうで。これはますますマオマオに執着する前振りでしょうか。