アニメ「僕の妻は感情がない」
「僕の妻は感情がない」
第9話「妻に過去があるようです」
https://mouseion.blog.jp/archives/25389871.html
ミーナの出生に関する秘密の探究がスリリングで、その背後にある人間とロボットの関係の掘り下げが印象的な回でした。当初のちょっと風変わりな日常ドラマから、ずい分と話が広がってきたのが見ていて心地良かったです。
ロボットが複数いるという状況を非常にうまく生かした展開だったでしょうか。スーパーミーナは友人枠としても見ていて楽しいキャラですが、今回はミーナの秘密を探るキーパーソンとして見事に活躍してくれたものかと。
スーパーミーナ、すっかりミーナの友人枠として気楽に付き合える関係に進展しているのは嬉しいですが、まだまだ一つのことに集中して他のことが考えられなくなるあたりが、見ていて笑えます。
公園で急に気分が高まってきてタクマを抱きしめるとか、ミーナがブチ切れるんじゃないかと思いましたが、ミーナが冷静に対応してくれて幸いでした。まあ無表情なミーナですから実は内心ざわついていたかも知れませんが、いずれにせよ態度に出さなくて良かったかと。傍目にはほとんど修羅場にしか見えませんでしたから。
その後もスーパーミーナが真剣にミーナの過去を探り、記憶の中でのミーナの扱いに腹を立てて一言文句をと出かけるとか、友情に熱いのが何とも嬉しいところでした。
AIを共有できるという利点を生かして、ミーナの記憶の深層へと潜るシーンなどとても惹き込まれました。
そしてそこで見た真相は、ミーナのことを何よりも大事にしている開発者の真実というのが、実に印象深いものでした。
ミーナ自身はそれを知らずいつもの日常を過ごしていますし、それで良いと思いますが。開発者のことを本当に慕っていたみたいですし、そのことを知ったら混乱しそうですから。
タクマがマモルを育てようと熱意を傾けているのが、なんとも親子っぽいですが、対照的にミーナが相変わらず冷静な、というか塩対応なのが可笑しいです。
「僕の妻は感情がない」
第9話「妻に過去があるようです」
>ですが、マモルを赤ちゃんと感じているのはタクマだけのようで、ミーナはむしろ購入当初よりグレードが下がった補助ロボットとして見ていて、かなりイラついているような。ときどき半眼になるのが笑えますし、恐くもあります。
二人の可愛がり方の方向性は実に対照的で楽しめもするでしょうか。
タクマが普通の人間らしい幼児に対する可愛がり方に対し、ミーナはタクマの役に立つように育てようとする、状況によっては相撲の世界でいうところの「かわいがり」かとでも思えそうなスパルタぶりとなったり…。
>その後もスーパーミーナが真剣にミーナの過去を探り、記憶の中でのミーナの扱いに腹を立てて一言文句をと出かけるとか、友情に熱いのが何とも嬉しいところでした。
>AIを共有できるという利点を生かして、ミーナの記憶の深層へと潜るシーンなどとても惹き込まれました。
ミーナの前のマスターはかなり酷い人間であった、とかいうのがお約束ででしょうし、私もそのような予想を持ってましたが…、むしろ逆の展開であったでしょうか。
密かに効率などを度外視したスペシャルな設計をしようとしていたりして、スーパーミーナも含めたミーナシリーズの源流になっているような試作機的な個体だったのでしょうか。