アニメ「完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄された聖女は隣国に売られる」
「完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄された聖女は隣国に売られる」
第12話(最終回)「完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄された聖女は隣国で―」
きれいに大団円を迎えました。
そして、フィリアが一枚看板の主役に戻ってきた感があったでしょうか。これまでは、ミアとのダブル主人公で、むしろミアの方が目立っていたくらいだったと思いますけれど。
まあ発端は、フィリアの受難から始まったのですから、そのフィリアが幸せになって〆ていて、良い終わり方だったと思いますが。
アスモデウスとの戦いは、ラスボス相手なのにもかかわらず、なんだか消化試合のように思えてしまいました。尺も短かったですし、大聖女フィアナが出てきてアスモデウスに対して
「あなたもしつこいですね」
とバッサリ切り捨てたあたりで完全に彼の負けの雰囲気でしたし…。
そしてユリウスに至っては、もはや完全に過去の人扱いだったでしょうか。ジルトニアに護送された後のことは、今さら触れるまでも無く。
後半は、フィリアを迎えての優しい世界を和んで見ていられました。
ミアとグレイスとの鞘当てとか、マーティラス家長女エミリーとフィリアとの対面とか、もっと見たかったですが。
セイント・サミットの様子とかも描いてもらいたいところでした。原作だと「聖女世界会議」で、これだけで一章を費やしていますけれど。
それと、ミアとフェルナンドの関係はどうなっていくものなのか。
最後は、オスヴァルトが告白、それにフィリアが応えてエンド。朴念仁のフィリアですが、最後まで気持ちを自覚しないまま、ということもなくきれいな締めくくりでした。
楽しませてもらいましたが、この分だと二期は考えられていないのでしょうか。
「完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄された聖女は隣国に売られる」
第12話(最終回)「完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄された聖女は隣国で―」
>そしてユリウスに至っては、もはや完全に過去の人扱いだったでしょうか。
第10話あたりまで、ほとんどユリウスに対する復讐に自分を賭けてきたようなミアでしたが、あるいはもうすっかり気が晴れてそんな事など忘れてもいたりして…。
とも思えてもしまいそうなくらいの、最後は存在感の無さだったでしょうか。
ユリウスへの復讐を志した頃は、一思いに命を絶って楽になどしてやるものか、この世の生き地獄を味わせてやる、とでも言わんばかりの勢いでしたが、果たして。
>ジルトニアに護送された後のことは、今さら触れるまでも無く。
ま、まあ、大逆罪ですから……。
例えば終身禁固とか島流しとか奴隷身分に落とされたりとかいった具合に針の筵的に生きながらえるのと、一思いに楽に命を落とされるのと、本人にとってはどちらがいいものかどうか…。
>ミアを助けに行きたいフィリアを止めるライハルト。まあ、王族としては至極当然の反応でしょうか。フィリアを行かせようとするオスヴァルトの方が破格なのであって。
今回のラストでも王族の立場でフィリアに苦言を呈したりはしてましたが…。
それこそ国益を代表する立場で、パルナコルタの聖女が危険を顧みずジルトニアを救ってやった、とでも言わんばかりの姿勢で外交上ジルトニアに過大な忖度を求めたりもするとか?
>それと、ミアとフェルナンドの関係はどうなっていくものなのか。
フィリアがジルトニアから追放されたのは必ずしもユリウスただ一人のせいというわけじゃないよねえ…、などと視聴者として言いたい気になってましたが、フェルナンドはちゃんとその自覚があるようで安心できました。
ひいては国家の首脳部から国民に至るまで、その自覚は持っていてもらいたいもので。