アニメ「スキップとローファー」
「スキップとローファー」
第10話「バタバタ ポロポロ」
https://nijiani.blog.jp/archives/20972767.html
クラスをあげて演劇上演で盛り上がるという、なんともテンションが高いことでしょうか。クラス演劇でミュージカルとかよくそんなハードルの高そうなのを選んだもので。明らかに「サウンド・オブ・ミュージック」で、ストーリーを進めるだけで上演時間どれだけかかるんだ、と思いますけれど。肝心の美津未は生徒会役員で蚊帳の外、一方の志摩は事情を知る友人たちにだけ心配されている、というもろにすれ違いの状態で心配になってしまいます。
二人とも無理をしていて、美津未がさらに無理をしたことでクラスメイトともちょっと暗雲が立ち込めてしまいましたが、そこから二人の接点出来て良い形で影響を与え合う展開が嬉しかったです。前に志摩が過去話をした場所で再び話をし、今度は志摩が美津未を気遣うことに。将来のことを含めてかなり本気で美津未のことを心配するのは、彼にとっても美津未が心の支えでもあることを感じさせます。ここで美津未の心が折れてしまったら、さらに連鎖的に志摩の心も曇ってしまいそうでしたが。
ここから立ち直るのが美津未クオリティというか、志摩の方を振り返って自分の立ち直りの速さをアピールしたのが清々しかったです。美津未としても志摩の悩みをあらためて感じたからこそ自分が立ち止まっていられないとの想いとかもあったのかどうか。
次回は志摩母が演劇を見に来そうな流れですが、それがまた志摩を刺激しないかどうか。美津未と一緒に乗り切ってもらいたいです。
ミカは美津未が志摩と離れていることを心配している様子。『わたしが心配することじゃない』とか言っていますが、なんだかんだで美津未のことを想っているのが好感です。
結月はクラスの多くが舞台に立つことを期待したでしょうが、スタッフとして仕事をこなしているのが印象的でした。誠と二人で遣り甲斐を感じていたことでしょうか。
トールさんの考察では、美津未と志摩との心理的な対比に言及されていて、なるほどと思いました。志摩は美津未の故郷を(勝手に想像して)『山や海の囲まれた場所』と言っていますがそれが「進んで行けない場所」「道の無い場所」を意味している、という指摘もそうで、実際の美津未が「起き上がった後にどこに進むべきか見えている」のと本当に対照的だなと思わされました。そんな美津未を見ていて志摩はかなり救われたのでしょうか。
「スキップとローファー」
第10話「バタバタ ポロポロ」
>クラスをあげて演劇上演で盛り上がるという、なんともテンションが高いことでしょうか。
クラス代表の浅野さんの熱意に、先走りな姿勢がそっぽを向かれるかとも予想していましたが、クラスの結束が強いのか浅野さんの人望か、あるいは後で志摩の幼馴染が言っているように校風なのが、思わぬ盛り上がりを見せてくれたでしょうか。
>肝心の美津未は生徒会役員で蚊帳の外
>美津未がさらに無理をしたことでクラスメイトともちょっと暗雲が立ち込めてしまいましたが
生徒会の仕事にかかりきりでクラスの仕事に関われないことで疎外感を感じるといういかにもありそうな状況に、美津未は無茶してクラスの仕事を引き受けて、かえってクラスメイトの不評を買う展開となってしまい。
そして、いずれ自分の存在意義をクラスに置くか生徒会に置くか、二者択一を迫られるようになるのかとも思えそうでしたが。
ちなみに、それだけに他所の七尾市の丸太が学校生活での考え方やら人間関係などの自分の存在意義を完全に部活に置いているのが分かるので、観測会が雨でしくじった際のこの世の終わりのような落ち込み方を責める気にはならなかったのですが。
>ここから立ち直るのが美津未クオリティというか、志摩の方を振り返って自分の立ち直りの速さをアピールしたのが清々しかったです。
このあたり、丸太と違ってそこそこの器用さも図太さもありました。
「私はね、多少ド派手に転ぶことが多い人間だけど…。その分、起き上がるのもむちゃくちゃ得意なんだから!」
実に惚れ惚れする言葉でした。
他所の丸太にも、このような所が欲しかったなと。