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スレッドNo.6

STA23 スキー場での終了と反省

3月21日でよませ温泉スキー場クローズとなりました。あと数回どこかで計測するかもしれませんが、おもなデータは、計測できているので、あとは、スキー場でなく、庭とか公園での機能別計測となります。
今シーズンの目標は「1本滑った直後に今の滑りをモニターしてフィードバックできるシステム」でしたが、できませんでした。
直後確認できたのは、データが無事計測できたかどうかの指標をチェックすることだけでした。

原因:C#のリアルタイムシリアル受信で、BlueToothの送受信がうまくいかなかった点にあります。マルチタスクとBlueToothSPPが同期できてないみたいで、これを解決するには、数か月かかりそうなので、今シーズンの目標を下げてハード中心で進めました。
更に、タブレットがBlueTooth 2CHを同時受信して、ログ処理するCPU能力がないことがわかって、端末が無い状態になったのも大きい原因です。しょうがないので、スマホ2台を左右でBlueTooth受信してログしてモニターと操作をしてました。

成果1:Teensy4.1とBlueToothでのログシステムの動作は、トラブルがほとんど発生せずに、動作できました。
成果2:アンテナは、ヘリカルでも受信性能が大丈夫なことがわかりました。しかし、防水、耐久性に課題があります。
成果3:BNO055でも±5度誤差で板のHeading角が測定できていることがわかりました。pitch rollも役立ちました。
成果4:実装をレガースタイプにして計測準備時間が30分程度に短縮できました。しかし、システムの水濡れのリスクが高まってしまったので、来シーズンは、別の実装方式を考えます。
成果5:STA2022までは、横滑り角を中心に解析してきたのですが、2023年からは、FALLLINEとスキー角付け角とスキー操作の
パラメータをいれて、滑り方の参考になるデータを提供するアイデアがでました。

感想:F9PとIMUを組み合わせることで、膨大なデータが得られるのですが、それを有用に処理する手間が膨大で、
 1週間分のデータを処理するプログラムを作るのに6か月かかりそうです。



 

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