【AI】chatGPTに騙されたPython USBバイナリロガー非力なCPUでは動作しなかった<C#なら圧勝>
当初は、Pythonでもラズパイ4くらいならUSBバイナリロガーは動くはずだとchatGPTが太鼓判おすので
3日間かけて、教えてもらって完成させたのですが、PC上では動くのですが、非力なCPUになると1秒に1回のモニターは動きますが、リアルタイムのUSBロガーは破綻して動作できませんでした。
昨年から、C#でこのタブレットで高速ログできていたので、Pythonでもできるかと思ってchatGPTに相談してみたら、何とかできそうだという口車に載せられて3日間Python組んでました。
やはり、組み込み、リアルタイム系はC++とC#に限るのが今回の結論です。
ラズパイPythonでも同様に動かないと思います。
●chatGPTで仕事してたら大穴あくところでした。
やはり、技術屋としては、参考程度にしかchatGPTを使うということで、真に受けてはいけないということだと思います。SNSと同様に、真実ではないかもしれないけどいろいろな意見を聞くという態度でふれれば、よいと思います。教科書にのっていることは何でも教えてくれますが、教科書だけの知識では、実際には、モノ作りはできないのと同じことです。汎用のAIは、まだまだ技術開発できるレベルではないことが今回のプログラム作りでわかりました。いけないのは、間違ったことを言ったのに反省しないchatGPTの態度です。反省しない技術者は伸びませんが、chatGPTは、失敗をもとに直していくのかこれからも監視していこうと思います。
●STA25のシステムが重い
昨年までSTA24では、Teensy4.1だけでSDログができていたのですが、STA25になって、F9P3個とIMU2個と歪ゲージアンプ2CHを100Hzでログするシステムになるとマイコンでは厳しくなったので、USB経由で数十Mbpsでリアルタイムでタブレットでログするシステムに変更しました。
●何故Pythonを検討しているか
膨大なCSVファイルのデータをC#でプログラムするのが苦痛なので、全部Python1本でできればいいなとおもってトライしたのですが、やはり無理でした。Pythonは使い勝手が良い分CPUに使い勝手分の処理を負担させているので、本来のデータ処理が遅くなるということです。C#は、使いがってはPythonよりは悪いですが、余計な仕事をしないので、非力なCPUでも高速データログできます。
●C#でログして、Webにあげて、Pythonをサーバー経由で動かすのがいいとおもう。
FISの見積システムでは、この方法をとってます。競技会場で、レースが終わってRESULTが出た瞬間にSLACKにRESULTのURLを投稿すると家で、SLACKを監視しているPythonプログラムがURLを拾って、そのURLのRESULTデータをスクレーピングして、選手名をFISのポイントリストと照合してそのレースでのFISポイントを計算して、WEBにアップするシステムです。ユーザーの評判がいいので、来年は、小賀坂スキーの横田様が本格的に実用化してくれます。