汗血馬:御隠居と馬さんの会話
---木曜昼下がりの会話(寝落ちで書き遅れてしまいました)---
馬さん『こんにちは。御隠居いらっしゃいますかぁ』
御隠居「おっ、その声は馬さんかい。じゃぁ、勝手に上がっておいで」
馬さん『へい、へい、勝手知ったる他人のお家ってねっ』
『御隠居、こんにちは』
御隠居「はい、はい、馬さん、こんにちは」
馬さん『御隠居、明けましておめでとうございますは何時まで言えるんですかね』
御隠居「あぁ、年初の挨拶かい」
「一応、松の内が終わる1月7日までというのが一般的かな」
馬さん『そうですか。遅いのかぁ』
御隠居「えっ、馬さんと年初の挨拶は済ませているじゃないか」
馬さん『あぁ、御隠居とじゃなくてサイン会議の皆さんにです』
御隠居「あぁ、そうか。そうだね。」
「サイン会議の皆さんに御挨拶しないといけないね」
馬さん『へぇ、我々の話を見て頂いている方がいらっしゃると分りましたからね』
『年初の御挨拶は、しないと駄目ですよね』
御隠居「そりゃ、そうだ」
「まぁ、一般的にはという事だから絶対に使っちゃいけないという訳でもない」
「それに元々の松の内は小正月の15日までだったらしいからね」
馬さん『えっ、そうなんですか』
御隠居「それに鏡開きも11日ではなく20日だったらしい」
「明けましておめでとうございますでもいいんじゃないかね」
馬さん『じゃぁ、御隠居、御一緒に』
御隠居「明けましておめでとうございます」
馬さん『今年も宜しく御願い致します』
御隠居「今日は、お酒にしようかね」
「京都から贈って貰った佐々木酒造の古都がある」
馬さん『ありがとうございます。お願い致します』
御隠居「お待ちどう様。お燗は、温めにしておいた」
「炙ったスルメもあるよ」
馬さん『そうか。そうですよね』
御隠居「じゃぁ、献杯」
馬さん『ところで御隠居、15日の小正月といえば以前は成人の日が15日でしたよね』
御隠居「あぁ、そうだったね」
「それにあわせて色々な行事が15日に行われていたりした」
馬さん『確か三十三間堂の通し矢も以前は15日に行われていませんでしたか』
御隠居「今は1月15日に最も近い日曜日になったがね」
「しかし、新春の風物詩だから決まった日に行われる方が私は好きなんだがね」
馬さん『アッシもそうですよ。何でも祝日の日を動かして3連休にするってぇのも考え物ですよね』
御隠居「あっ、ひょっとするとそうかな」
馬さん『えっ、どうしました。御隠居』
御隠居「気付いた事がある。調べるから少し待ってておくれ」
馬さん『御隠居、何かお分かりになりましたか』
御隠居「うん、今年の三十三間堂の通し矢は14日に行われる」
「正式には京都三十三間堂全国大的大会というらしいんだが、それは置いておくとして」
馬さん『はい、それからどうなります』
御隠居「うん、日経新春杯と通し矢が同じだったのは2019年だね」
馬さん『で、何かありますか』
御隠居「2着5枠10番ルックトゥワイス。二度見するという馬名だ」
馬さん『通し矢を射る方は二度見どころか三度でも四度でも見るんじゃなぇですか』
御隠居「それは、そうかもしれないがね。同枠9番がケントオーだよ」
馬さん『ケントオーとルックトゥワイス』
『あっ、トオー・ス。通すになってますね。御隠居』
御隠居「そして、三十三間堂の正式名称は蓮華王院本堂」
「ケントオーの馬名は、家族名より+王」
馬さん『へぇ、上手く出来てますね』
御隠居「それとね。同日の中山9R黒竹賞に矢野英一厩舎2頭出しで5枠10番と8枠15番」
馬さん『あぁ、矢竹ですか』
御隠居「うん、大的全国大会は、予選で矢を2本引き、両方射抜いた選手が決勝に進むとなっている」
「予選の的は直径が1メートルで決勝が79センチとあるね」
馬さん『今年の矢野英一厩舎はどうなっています』
御隠居「日曜中山9Rが、やはり2頭出しだ」
「但し、レースがサンライズSに変わっている」
馬さん『竹のレースは』
御隠居「21日の若竹賞だけ」
「去年は2日目の1月7日に黒竹賞が組まれていたんだがねぇ」
馬さん『そいつぁ、ちょいと困りものですね』
御隠居「しかし、矢野英一厩舎は土曜中山10R新春Sも2頭出し」
「だから寧ろこっちかもしれないな」
馬さん『成程。レース名の新春繋がりですか』
御隠居「私の日経新春杯注目は、二十歳の田口貫太騎手が乗る矢作芳人厩舎のリビアングラス」
「田口騎手は成人の日の1月8日京都3R新馬戦を勝っているのも良さそうに思える」
馬さん『田口貫太だけに狙いすまして重賞を射貫くって寸法ですかい』
~お後が宜しい様で<(_ _)>~
ご隠居、馬さんあけましておめでとうございます
お待ちしていました。
本年もよろしくお願いします。
田口騎手のリビアングラス乗らせて頂きます。
シンリョクカは3着で考えていたので、助かりました。