汗血馬:御隠居と馬さんの会話
---金曜夜の会話--ー
馬さん『こんばんわ。御隠居いらっしゃいますかぁ』
御隠居「おっ、その声は馬さんかい。じゃぁ、勝手に上がっておいで」
馬さん『御隠居、連続の上に夜分に押しかけて済みません。』
御隠居「いや、別にかまわないよ。何時だって大歓迎だ」
「夕ご飯は済ませたんだろう?お酒にするかい。古都がまだ残っているよ」
馬さん『ありがてぇな。頂きます』
---寸の間経ちました---
御隠居「はい、お待たせ。肴が蒲鉾くらいしかないんだが」
「あぁ、到来物の瓶詰の粒雲丹があった」
「馬さん、雲丹は御好きかい」
馬さん『へぇ、でぇ好物です』
『すみませんね。色々と気を使わせて』
御隠居「いいさ、いいさ。気にしなさんな」
「で、どうしたね」
馬さん『へぇ、石清水Sの予想を聞いて貰おうと思いまして、』
『ちょっとアッシらしくねぇ予想なんで御隠居の判断を仰ごうと思いました』
御隠居「私の判断で大丈夫かねぇ」
馬さん『勿論ですよ。じゃぁ、始めますね』
『レース名解説には、石清水は石清水八幡宮の略称とあります』
御隠居「八幡市八幡高坊に社があるね」
「二十二社の内の上七社。旧官幣大社」
馬さん『へぇ、そうなんですか。そこまでは調べていませんでした』
御隠居「御免、御免。話の腰を折っちゃったね」
馬さん『いえ、ありがたいです。上七社ですか』
御隠居「続けておくれ」
馬さん『はい、都から見て裏鬼門にあって、都の守護、国家鎮護の社という様な事も書かれています』
『で、八幡様といえば総本宮は宇佐八幡様ですよね。御隠居』
御隠居「そうだね。御祭神は八幡大神と比売大神(ひめおおかみ)と神功皇后」
「八幡大神は誉田別尊、応神天皇だね」
「比売大神は多岐津姫命・市杵島姫命・多紀里姫命の美女3神、神功皇后は息長帯姫命(ながたらしひめのみこと)」
馬さん『流石、御隠居。スラスラと出てきますね』
御隠居「いや、別件で調べたばかりだったからね」
「たんび、たんびに腰を折ってすまないね」
馬さん『いえ、勉強になりますよ。ありがたいです』
『で、宇佐特別なんですがここ10年では21年と22年にしか行われていません』
御隠居「へぇ、そうなんだ」
馬さん『で、石清水Sは20年以来です』
御隠居「ほう、繋がりそうだね」
馬さん『へぇ、宇佐神宮を勧請して造られた石清水八幡神宮ですからね』
『で、開催の関係もあるんでしょうが21年の勝馬はその後京都で出走していません』
『が、しかし、22年の勝馬は2度出走しています』
御隠居「ほう、それは興味深いな」
馬さん『然もですね。2レースが共に4枠に入って着外です』
御隠居「そりゃぁ、また奇遇だね」
馬さん『更にですよ。最初の京都のレースには2着馬も出走していて着外です』
『で、その後に京都でもう1レース出走していますが共に6枠なんですよ』
御隠居「いや、参ったね。そこまで奇遇が重なるか」
馬さん『3レース全て①人気1着です』
『4枠8番の頭は堅いと思いますがどうでしょう』
御隠居「で、相手は6枠という事かい」
「いいね。いいよ、馬さん」
馬さん『6枠はドッチか分からねぇんで枠連4-6』
『ワイド⑧-⑪と⑧-⑫』
御隠居「後は3連複かな」
馬さん『はい。最初は考えていませんでしたが御隠居のお話からは2番メイショウベッピンですかね』
御隠居「美女3神か」
「理由は違うが私も1枠は面白いとみていたんだよ」
馬さん『へぇ、どういう理由ですか』
御隠居「影丸さんの返信に藤原定家と石清水八幡宮について書かれていたろう」
馬さん『はい、はい、ありましたね』
御隠居「定家の子孫で今に残るといえば冷泉家」
馬さん『あっ、泉谷楓真の泉ですか』
御隠居「定家が石清水八幡宮を詠んだ歌が4首あったんだが気になるのが2首ある」
「よろづ代の 声しきるなり 男山 ねざす二葉の 松のしげみに」
「男山 さしそふ松の 枝ごとに 神も千年を いはひそむらむ」
馬さん『松は1の方ですか。確かに今は1月ですね』
『二葉で2番、千年で千田輝彦調教師』
御隠居「石清水八幡宮は男山八幡とも謂われていて、4首の内で男山があるのは2首だね」
「それに石清水(いわしみず)だから岩田望来騎手も悪くないと思ってっさ」
馬さん『御隠居、3連複ですよ。4枠8番から1枠2頭と6枠2頭の3連複4点』
『一番安い①-⑧-⑫でも50倍はあります』
『一番高い②-⑧-⑪なら2千倍超えてますぜ。京都に遊びに行けますぜ』
御隠居「来たらだけどね」
~お後が宜しい様で<(_ _)>~
汗血馬さんこんにちは。
マラキナイアから3連複流しで買いましたが、汗血馬のご隠居と馬さんの会話で、
相手の1.3.8.9.12のワイドボックス買い足します(もちろん自己責任で)