汗血馬:御隠居と馬さんの会話
---水曜昼下がり---
馬さん『こんにちは。御隠居いらっしゃいますかぁ』
御隠居「おっ、その声は馬さんかい。じゃぁ、勝手に上がっておいで」
馬さん『へい、へい、勝手知ったる他人のお家ってねっ』
『御隠居、こんにちは』
御隠居「はい、はい、馬さん、こんにちは」
馬さん『御隠居。かきつばた記念のラプタスは3枠3番になりましたね』
御隠居「うん、一昨年と同じだ」
「20年6枠7番①人気1着→21年4枠4番②人気1着→22年3枠3番④人気3着と来ている」
「ラプタスが出走しなかった昨年は6枠8番②人気→8枠12番①人気→6枠7番③人気で決着」
馬さん『去年までは5月のゴールデンウイーク期間中の開催で今年は2月29日』
『杜若の花の時期は5月中旬から5月末だから時期的にはズレズレ』
御隠居「まぁ、兎に角、御茶を入れようか」
---寸の間経ちました---
御隠居「はい、お待たせ。御茶請けは今日も蜜柑で良いかい」
馬さん『蜜柑でぇ好物です』
『そういや、寝ぼけたじじいさんも御茶と蜜柑を御取りになっていると仰っていやしたね』
御隠居「うん、効果が出ると良いね」
馬さん『でぇ丈夫ですよ』
『効果は出ます。きっと早く治ります』、
御隠居「よし、それじゃぁ、かきつばた記念だ」
「昨年3着ヘリオスが今年は6枠8番に入っている」
「騎乗する武豊は先日の佐賀記念を勝っている」
馬さん『佐賀記念の次に行われる交流重賞なら繋がりがあってもおかしくない』
御隠居「佐賀記念は8枠11番②人気1着→6枠7番③人気2着→3枠3番④人気3着」
「それとヘリオスの外隣7枠9番がメルトで昨年4枠4番⑨人気8着だった」
「昨年出走したのは、この2頭だけというのもねぇ」
馬さん『成程、1着枠にいたヘリオスを強調していますか』
『それで、どう買いますか』
御隠居「やはり、3番の単複は買う」
「だけど③-⑧を軸に②④⑩⑪への3連複が本線かな」
「③-⑧のワイドを買って3連複の点数を減らす手もあるかな」
馬さん『いいですね。やはり、乗せて貰いやす。ワイド買う方で』
『それはそうとして、中央はどうですか』
御隠居「うん、今週こそは引退調教師じゃないかな」
「結構、特別登録がある。然も先週出走した馬も何頭かいる」
馬さん『後は木曜の出馬発表で何頭出走するか・・・ですね』
御隠居「最終的には金曜の枠順発表かな」
馬さん『そうですか。それじゃそっちは又聞きに来ます』
『それと南斗ハズレ馬券さんが御書きになったルメートルについてですが』
御隠居「あぁ、流石は南斗ハズレ馬券さんだと改めて思った」
「本当に感性が良い方だ。感心するよ」
馬さん『鋭いなぁと思いますよ。アッシも』
御隠居「南斗ハズレ馬券さんが、どこまでお調べになったかは分からないんだけど」
「調べて見てルメートル騎手には驚いた」
馬さん『へぇ、どう驚いたんですか』
御隠居「これはマスブーさんが御書きなんだが免許期間は1月6日から2月25日まで」
「それと今回が初免許だとある」
馬さん『今年は何時もと違って1月6日から始まってますが、それと関係ありますか』
御隠居「それは分からないけど1月6日から外人騎手が5人乗っているんだよね」
「しかし、ルメートル騎手と同様に2月25日まで乗る予定のR・モリス騎手が1月24日に本人申請で免許取消」
馬さん『へぇ、他の3人は何時まで乗るんですか』
御隠居「当初の発表ではRキングスコート2月29日、Rピーヒュレク3月3日、Rキング3月5日までだった」
「ところが、ピーヒュレク騎手は2月16日に本人申請で免許取消」
馬さん『あれっ、ルメトール騎手以外の4人はRですか。ルメートル強調かな』
御隠居「それと29日までのキングスコート騎手は、かきつばた記念には乗っていない」
「かきつばた記念に乗っているのはMデムーロとBムルザバエフ」
「ムルザバエフ騎手は、2月17日から4月14日までの免許期間だと2月14日に発表されている」
馬さん『AとBですか。かきつばた記念の3連複の相手本線はコッチですかね』
御隠居「そんな感じがするけど3連複1点とまでは言えないねぇ」
「それでルメトール騎手の主なGI勝鞍なんだがね」
馬さん『へぇ、どうなんでしょうか』
御隠居「21年はなしだが、22年は自国のGIマルセルブーサック賞」
「23年は仏1000ギニー、仏オークス、ロワイヤリュー賞、オペラ賞が自国のGI」
「それと英国のクイーンエリザベスII世ステークス」
馬さん『1000ギニーは日本でいえば桜花賞ですよね』
御隠居「マルセルブーサック賞は凱旋門賞ウィークに芝1600mで行われる2歳牝馬限定戦」
馬さん『日本だと阪神JFになりますか』
御隠居「オークスは説明不要だね。ロワイヤリュー賞は芝2800mで行われる3歳以上の牝馬限定戦で時期は10月末」
「オペラ賞は凱旋門賞と同日に芝2000mで行われる3歳以上の牝馬限定戦」
馬さん『えぇっ、自国フランスで勝ったGIは全部牝馬限定戦ですか』
御隠居「距離8ハロンのクイーンエリザベスII世ステークスは牝馬限定ではないけどね」
馬さん『でも、過去3年で勝った自国のGIが全て牝馬限定戦』
『今日も的中さんが御書きだった様に今後の牝馬戦線のカギとなるんじゃないですか』
御隠居「私もそう思うよ」
「JRA史上初の2週連続重賞勝ちの女性騎手キングも何かありそうだ」
「それでだね。先週の阪神は芝1600mのレースが土日に1鞍づつあった」
馬さん『そりゃぁ、まぁ、ルメートル騎手は両方乗りますよね。乗らない筈がない』
御隠居「その通りだよ。土曜阪神7Rが1枠2番③人気4着で同枠1番今村聖奈⑥人気3着」
「日曜阪神4Rが3枠6番②人気11着で同枠5番田口貫太④人気3着」
馬さん『ありがとうございます。それだけ聞きゃあ、十分です』
『こうしちゃぁ、いられない』
『さようなら。又来ます』
御隠居「おぉ~い。馬さん、話は終わってないんだよ~。と言ったってもういないか」
「名前が馬だけに足が速いねぇ」
~お後が宜しい様で<(_ _)>~
ご隠居さん、馬さん今晩は。
いつも気にかけていただきありがとうございます。
南斗ハズレ馬券さんのルメートルさんの読みさすがです、更にそれを深く掘り下げるところがまた凄い。
読んでいるうちに、今週の競馬参加したくなりました(笑)