汗血馬:小倉百人一首から伊勢物語へ
おはようございます。
御隠居と馬さんの会話で崇徳院様の歌が出て来ました。
小倉百人一首77番
瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に 合わんとぞ思う
現代語訳には、以下の様な事が書かれています。
川の浅い所は水の流れが速いので、岩に堰き止められて、(滝川は急流とか激流の事)
水の流れが2つに分かれても、また一つに合わさる
川の流れるさまを男女の再会に掛けた歌
マイルCS1着8枠16番ナミュール4牝⑤人気藤岡康太(高野友和厩舎)
小倉百人一首16番 立ち別れ 因幡の山の 峰に生ふる まつとし聞かば 今帰り来む (在原行平)
これは有名な別れの歌ですが、別れた人や動物(ペット)が戻って来る願掛けで詠まれます。
待っていたのは弟の業平だったのでしょうか。
小倉百人一首17番 ちはやふる 神代も聞かず 竜田川 から紅に 水くくるとは ( 在原業平)
マイルCS16頭立て2着1枠1番(正17番)ソウルラッシュ5牡モレイラ③人気
同3着3枠(紅)5番ジャスティンカフェ5牡坂井瑠星⑦人気
小倉百人一首5番 奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の 声ぞ聞く時 秋ぞ悲しき (猿丸太夫)
2・3着は紅葉繋がりになっています。(紅葉を歌は他にもありますが紅がポイントかな)
続くJCはマイルCS2着1枠1番の1番を引いています。
小倉百人一首 1番 秋の田の かりほの庵に 苫をあらみ 我が衣手は 露にぬれつつ 天智天皇(第38代天皇)
小倉百人一首 2番 春過ぎて 夏来にけらし 白妙の衣 干すてふ 天の香具山 持統天皇(天智天皇の皇女。第41代天皇)
※JC1着1枠2番イクイノックス4牡(親子制覇)→2着1枠1番リバティアイランド3牝
ツッコミ所はあると思いますが、それなりに頷けます。(あくまでも私の個人的な感想ですが)
ゾロ目で小倉百人一首は終わり。
さて、同じ芝1600mで行われる阪神JFで和歌が復活するのでは?
灘五郷がヒントではないかと思います。
在原業平がモデルになっているといわれる伊勢物語の87段の出だし。
むかし、男、津の国(摂津の古称)、菟原の郡(兵庫県芦屋市及び神戸市灘区付近の古地名)、芦屋の里にしるよしして、いきて住みけり。
昔の歌に
芦の屋の 灘の塩焼き いとまなみ 黄楊の小櫛も ささずに来にけり
とよみけるぞ、この里をよみける。
騎乗馬の名前に『ィ』と『ト』がありますが、い(1)と(10)まなみ→阪神JF11番永島まなみ騎手。
黄楊(つげ)の小櫛も→つげの銘木薩摩つげ→鹿児島出身→騎手はなし、調教師は鮫島一歩・四位洋文。
ささずに来にけり→差せないが着には来る→永島まなみ騎手は3着。
阪神JFは11番の複勝とワイド⑤-⑪・⑪-⑬と3連単⑤⇔⑬→⑪。