「歌の翼に」聴き比べ
少し遅くなりましたが、今年の別の新企画としては、昨年末に「きよしこの夜」を聴き比べたように、ボーイ・ソプラノあるいは少年合唱で歌われた内外の名曲を集めて聴き比べるというこの「掲示板」の特性を生かした特集を考えています。
新春第1弾は、メンデルスゾーンの「歌の翼に」です。「歌の翼に」は、ハインリヒ・ハイネが1827年に発表した『歌の本』(Buch der Lieder)にある詩ですが、メンデルスゾーンの歌曲としては、世界的にもよく知られています。ハイネは、その詩が当時の作曲家に多く作曲されていますが、ジルヒャーの「ローレライ」は、日本では、近藤朔風の詞が有名ですが、最近あまり歌われていませんね。特に、少年合唱では。よし、探してみるぞ!!
「歌の翼に(Auf Flügeln des Gesanges On Wings of song)」
ニコラス・シリト―(Nicholas Sillitoe)
ウィーン少年合唱団(Wiener Sängerknaben)
マックス・エマニュエル・ツェンチッチ(Max Emanuel Cencic)
アンドリュー・マレン(Andrew Mullen)
栗原一朗
栗原一朗のボーイ・ソプラノが一番美しい時期に、コンサート会場でその歌に接することができたことは、このホームページを開いていて、一番幸せなことの一つだったと思っています。