『優しいお兄さん(いとしい兄弟)』
『ウィーン少年合唱団 たのしいオペレッタ』には、どういうわけか、ドレクスラー(Josef Dreschsler 1782-1852)の『優しいお兄さん(いとしい兄弟)』が掲載されていません。もしかしたら、もうその頃は演目に入っていなかったのかもしれません。そこで、この曲について調べてみました。
『優しいお兄さん(いとしい兄弟)』は、一幕(5枚の絵)に音楽が入った民謡作品です。 オペレッタに近い作品です。 レオ・フォールが音楽を書き、ユリウス・ヴィルヘルムが台本を書いた。 タイトルは、フェルディナンド・ライムンドの戯曲「億万長者としての農夫」の中で最も有名な曲を暗示しています。 初演は1909年12月1日にウィーンで行われました。 この曲の焦点は、歴史的な作曲家でありバンドマスターでもあるヨーゼフ・ドレクスラーです。
ウィーン少年合唱団(1977)
ウィーンの森少年合唱団
映画『野ばら』(1957)の原題は、「我が人生最良の日」ですが、挿入歌は数多くあります。『優しいお兄さん(いとしい兄弟)』も歌われていますが、この映画は、吹き替えで何度かテレビ放映されています。
フジテレビ旧版(武藤礼子) フジテレビ新版(宇佐美豊) NETテレビ版(永吉健太郎) TBS版(菊池英博)がトーニ役を吹き替えたという記録も残っています。YouTubeにその一部がアップされていますが、これは菊池英博の声ではないかと思っていますが、いかがでしょうか。
映画『野ばら』より『優しいお兄さん(いとしい兄弟)』
映画『野ばら』一部(日本語吹替)
映画『野ばら』全編より 55.58~