夜と朝のセレナーデ(セレナータ)
セレナーデ(ドイツ語: Serenade、南ドイツ・オーストリアではセレナーデ、北ドイツではゼレナーデ、イタリア語: Serenata セレナータ)は、音楽のジャンルの1つで、夜に恋人の為に窓下などで演奏される楽曲を指します。あるいはそのような情景のことを指します。声楽曲もありますが、器楽曲もあります。
イタリアでは、トスティの「セレナータ(La Serenata)」が有名です。古くは、スカルラッティのソプラノ・セレナータ「夜に車に乗って」もあります。また、トセリの「セレナータ(Serenata 'Rimpianto' )」は、日本では「嘆きのセレナータ」の名で親しまれています。さらに、レオンカバッロの「マッティナータ(Mattinata)」は、「朝のセレナータ」という意味です。
トスティの「セレナータ(La Serenata)」
近藤 匠真
ブルックス・リャン(Brooks Liang)
スカルラッティのソプラノ・セレナータ「夜に車に乗って (Notte ch'in carro)」
アロイス・ミュールバッヒャー(Alois Mühlbacher)
トスティの「朝のセレナータ」
ウィリアム・ピッケルズ(William Pickels)
トセリの「嘆きのセレナータ」
レスリー・デイ(Leslie Day)
なお、レオンカバッロの「マッティナータ(Mattinata)」は、ビクター少年合唱隊の合唱が「天使のハーモニーシリーズ」に録音され、発売されているのですが・・・