眠りの精(Sandmännchen)
『眠りの精』』は、ブラームスがドイツ民謡を基に作曲した子守歌です。原題は直訳すると『砂の精』になります。『眠りの精』はアントン・フォン・ツッカルマグリオ(英語版)の『ドイツ民謡集』(Deutsche Volkslieder)からブラームスが編曲した『15の子どものための民謡集』の第4曲で、子守歌にも分類される曲です。私は、中学2年生の音楽の教科書に掲載されていたので、そこで学びました。
砂の精はドイツなどの国々で、夜、子どもたちの目に砂を撒き、眠くさせる妖精で、民話や民謡によく登場します。ブラームスは『15の子どものための民謡集』を、親しかったロベルト・シューマンが1856年に亡くなってから、その遺児たちのためピアノ伴奏に編曲して贈ったということです。
アロイス・ミュールバッーヒャー(Alois Mühlbacher)
ウィーン少年合唱団(Wiener Sängerknaben)
ジニ・レーマン(Geni Lehmann )
アルジュン・チャブラ(Arjun Chhabra 11歳)
ドレスデン聖十字架合唱団(Dresden Kreuzchor)