金子一雄の童謡と歌曲(その4)
金子一雄 御誕生、御誕生 1933
金子一雄 砂山 1934
金子一雄 蘭の花 1935
1935年と言えば、金子一雄は16歳です。変声前から変声後まで一人の少年の歌声を追って聴くことができます。「御誕生、御誕生」は、現在の上皇陛下のお誕生を祝って作られた歌ですが、国歌「君が代」がアレンジされています。
この時期の童謡には、「昭和の子供」(昭和7 1932)年、「早起き時計」(昭和9 1934)年のように、戦争とは関係ない歌が歌われています。昭和12(1937)年の日中戦争以後、戦時歌謡的な要素を持つ子どもの歌が多く作られ、歌われました。しかし、これらは、現在ほとんど歌われていません。
小笠原 英雄「昭和の子供」
上山 隆「早起き時計」