ベジュン・メータの「人生いろいろ」
パソコンの不調がなおりましたので、定例更新ではありませんが、更新いたします。
ベジュン・メータ Bejun Mehta (1968-)が、もう54歳と知って、かえって驚いていますが、それよりも、少年時代の願いや想いが、全く違った形で実現するとは、「人生いろいろ」と感じます。と同時に、カウンターテノールには、もともとテノールの人とバリトンの人がいますが、ベジュン・メータの場合は、伝記を探ると、後者であることがわかりました。
少年時代のベジュン・メータのアルバムは、今、YouTubeで全曲を聴くことができます。ウィーン少年合唱団やリベラのソリストの歌声を聴き慣れた人には、異次元の歌声だと思います。
https://www.youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_k72XtuER3QA0Zn8Nfg3eDfQI6k0MJZdOM
CD『いっしょにうたお!おやこでホッと♡こどもうた~保育園・幼稚園・こども園で人気のメッセージ・ソング~』は、決して幼児のための曲ばかりが入っているCDではありません。何よりも、小林佑玖の変声前の歌声を聴くことのできる貴重なCDになっています。このときに小林佑玖がレコーディングした3曲は、このホームページのどこかで聴くことができます。
「ビリーブ BELIEVE」を約25年前に歌われたオリジナルの『生き物地球紀行』のエンディングテーマの星朋樹の歌と聴き比べれば、小林佑玖の歌の特質がわかります。
エンジェルスハーモニー(ソロ:星朋樹) 「ビリーブ BELIEVE」
小林佑玖「ビリーブ BELIEVE」
それに併せて、小林佑玖と同時期にミュージカル『オリバー!』でオリバー役を演じた越永健太郎の歌もCDのコーナー等にリンクしています。これもまた、表現力の高さを感じます。
ソプラノ♪7ボーイズの土岐田育は、既に芸歴も豊かで、特に短編映画「学校の中のシマウマたち」で、主演 千葉良介役を演じています。この映画は、YouTubeで見ることも可能です。
映画そのものは、本作は「2分の1成人式」や「子どもの権利条約」をテーマにした子ども向けの短編映画です。児童養護施設から通っている子どもや、火事に遭って写真等がないと考えられる子どもがいる学校等では、「2分の1成人式」や生活科の「小さい頃からの生い立ち」の授業には、配慮が必要であることは当然です。その辺り少し鈍感なのではないかと思いながら観ていました。ところで、ウクライナの子どもをロシアに拉致する行いは、「子どもの権利条約」を批准した国にあるまじき卑劣な行いです。
ウィーン少年合唱団の4年ぶりの来日が決まり、徐々に全国公演の日程・会場等も明らかになってきていますが、来日メンバー(ハイドンコア)の名前を見ると、日本出身の団員も3人いるのではないかと思います。この10年余りは、ウィーン少年合唱団にとっては苦難の日々でした。そのような最近の情報を加筆しました。
https://www.japanarts.co.jp/special/wsk/
また、本年10月、「リベラ」が4年ぶり10回目の日本ツアーを行うことが決定しました。ニューアルバム『絆~Forever』も、海外に先駆けて5月17日に日本先行発売されます。