ダークダックスやボニージャックスが歌うと
ロシア民謡をダークダックスやボニージャックスが歌うと、イデオロギー色を感じなくなるのは不思議です。ダークダックスは、力道山時代の日本プロレスの提供をしていた三菱電機や新三共胃腸薬のCMソングを、ボニージャックスは、『隠密剣士』のテーマソングや清酒「大関」のCMソングを歌っていたことも関係あるかもしれません。
「一週間」を初めて聞いたとき、月曜日にお風呂を焚いて、火曜日にお風呂に入ったら湯が冷めて水風呂になると思っていました。(月曜日の午後11時過ぎにお風呂を焚いて、火曜日の午前0時過ぎにお風呂に入るというようなことは考えていませんでした。やっぱり、子どもやなあ!)
「ポーリュシカ・ポーレ」は、本来、「ロシア内戦」における赤軍(クラースナヤ-アールミヤ、Красная-Армия)の活躍を歌ったもので、赤軍合唱団の歌唱により世界的に知られるようになりました。しかし、日本では、昭和46(1971)年に、TBS系テレビドラマ『冬の雲』の挿入歌として仲雅美が歌った全く意味の違う恋愛の曲として知られるようになりました。また、映画『独立少年合唱団』では、原曲の雰囲気で歌われています。
「すずらん」 ダークダックス
「一週間」 ボニージャックス
「ポーリュシカ・ポーレ」映画『独立少年合唱団』より
「バルカンの星の下に」 合唱団白樺
「カチューシャ」 ロシアの少年少女による合唱