映画『青きドナウ』が与えた影響
映画『青きドナウ』は、今から30数年前に、日本でも日本語字幕のついたVHSビデオが発売したことはありますが、DVDやBRは、発売されていません、しかし、ネットにスウェーデン語や、ポルトガル語の字幕のついた動画が公開されていましたが、最近消えました。なお、日本語吹き替えたものが40数年前に、テレビで放映されたことがあります。(誰が少年たちの話し声を吹き替えたのかは不明です。)動画は再生できませんというメッセージは出てきますが、YouTubeで視聴可能です。
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この映画が昭和38(1963)年の夏休みに合わせるように7月20日に公開された影響は大きく、翌昭和39(1964)年のウィーン少年合唱団の日本公演は、爆発的な人気となりました。
これで、「世界三大少年合唱映画」というパクリのホームページの項目は、すべて改訂しました。15年前ならともかく、今では、『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』なども入れて、「世界四大少年合唱映画」になるのではないでしょうか。
映画『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』本編映像
また、1本の映画とは言い難いのですが、『ヴォイス・オブ・エンジェルス~少年合唱団の天使たち~』は、少年合唱団を扱った作品で、3本の作品を集めたものです。このDVD発売時に会社に連絡して、リンクを組んでいます。「リンク集」をご覧ください。
1960年代のウィーン少年合唱団が歌った日本の歌は、まだ、この当時はドイツ語なまりが抜けませんが、響きは清澄です。今は、コロナ前は毎年来日するようになって日本語は上手になりましたが、清澄な響きという点ではこの時代に及びません。
ウィーン少年合唱団 「浜辺の歌」「五木の子守歌」196 ?
ウィーン少年合唱団 「荒城の月」「さくらさくら」196 ?
なお、次回は、YouTubeに公開された新潟少年合唱団の第20回定期演奏会のレポートを書きます。