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スレッドNo.46

映画『いつか来た道』から見えてくること

 映画『いつか来た道』は、昭和34(1959)年の大映映画ですが、このような映画を作ろと企画し、実現したところに、当時の日本がウィーン少年合唱団をどう捉えていたかがわかってきます。
 一方、このような役柄で出演した和波孝禧が、この映画をどう受け止めていたかについては、約半世紀後に、撮影初日、録音済の曲に合わせて演技した際に、再生された曲に違和を感じて「オーケーではありません」と告げたことを「社会に向かってものを言った瞬間」として「忘れられない」としている。合唱団と「この道」を共演する演奏は、納得がいかずに3度目までやり直した(それが映画のクライマックスでみよが演奏する際の音源となった)という。また、ヴァイオリニストとしてよりも映画出演で記憶されていることを疎ましいと思う気持ちを長く持っていたが、「あの映画が後の演奏活動にある種の助けとなったのは確かなことだ。私はその事実を素直に受け入れて、感謝すべきなのだ」と記しています。(出典: 和波孝禧オフィシャルウェブサイト(2005年2月2日))
 ノルベルト・シュティガー (1944年3月6日~)は オーストリア航空 弁護士 と元政治家 オーストリア自由党 (FPÖ)。 彼は1980年から1986年までFPÖ党のリーダーであり、 副首相 1983年から1987年までオーストリア商務大臣を務めました。当時は、ウィーン少年合唱団の団員のどれぐらいが音楽界に進んだかわかりませんが、現在は20%ぐらいだそうです。そういえば、昨年のクリスマスにNHKBSで放映された喫茶店の店主ハンスさんは、2000年来日組だそうです。
 これは、1959年の映画『いつか来た道』にちなんで録音されたウィーン少年合唱団のレコードではないかと思われます。
ウィーン少年合唱団 「この道」「夕焼け小焼け」 1959  


 和波孝禧さんの演奏を視聴することもできます。このほかにもありますが、「和波孝禧」で検索してください。
和波孝禧  メンデルスゾーン バイオリン協奏曲  


 少年時代のピーター・オーティが歌っている映像をお聴きください。なお、ピーター・オーティは、オペラのテノール歌手として活躍しています。
The Lost Chord(失われたコード) 


 パセリチャンネルに触発されて、また、ビッグマンモスに再度光を当ててみたくなってきました。
https://www.youtube.com/@user-rh6kg1zm9k/featured 
 ビッグマンモスのCDを聴くこともできますが、ビッグマンモスの魅力は、動きもあってこそでしょう。考えてみれば、このホームページを開館した頃は、ビッグマンモスが主要な位置を占めていました。しかし、その頃は、YouTubeの動画などがない時代(YouTubeが日本語対応になったのは2007年の6月からで、そこから急速に流行し始めました。)ので、文章だけでビッグマンモスの曲を紹介していました。しかし、ビッグマンモスの魅力は、音楽的な面だけでなく、視覚的な要素が大きいので、今後は、その面からのアプローチもしていこうと思っています。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLU9rDaXB1PBDzQSWWU1w0hfgo9jn0RBxG

 映画『コーラス』の原型となる映画の一部が、YouTubeに公開されました。
ビデオ: 少年ソプラノ ソリスト、「夜 ナイチンゲールの檻」(1945)「Les Choristes」のオリジナル フィルム。 フランスでは、1930 年代にリハビリテーション センターのスーパーバイザーが、そのディレクターの懐疑論にもかかわらず、聖歌隊を結成することによって、課題のある青少年を音楽に目覚めさせました。
INDEXページの映画の欄をご覧ください。

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