ボーイズ・エア・クアイアの服
イギリスの場合、基本的に少年合唱団というよりも少年聖歌隊ですから、聖歌を歌う時は、その宗派のカソック等の聖衣を着て演奏しています。イギリスの学校では、パブリックスクールでは伝統的に制服として半ズボンが長く残っていましたが、70年代後半から都市部の公立校で長ズボンへの移行が進みました。そこには、子どもの権利意識の高まりと、親の「幼く見せたくない」という意識変化が影響していると考えられます。
20世紀末(1996~2004)にイギリスの各聖歌隊のトップソリストを集めて作られたボーイズ・エア・クアイアの服をみると、その当時のイギリスの少年服を知ることができます。ただ、現在と時代が違うので、単純比較はできませんが、半ズボンが残っていることも注目すべきことです。
「青い鳥」
「静かにモイル」
「天には栄を」
「デュラマン&シュレ・アルーン」
「ミゼレレ」