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スレッドNo.54

アンドリュー・ウィックスの2枚のLP

 イギリスには、教会ごとに聖歌隊があり、名トレブルの歌声を残す伝統もあるようですが、録音してレコードやCD化するのには、相当のお金もかかることなので、実力者であっても誰でもというわけではないと思われます。最近では、クラウドファンティングによって募金して歌声を残す試みも行われています。そのような意味では、録音に至る詳細は不明ですが、アンドリュー・ウィックスの2枚のLPは価値あるものです。1年、2年の差は歌声に微妙な変化をもたらしています。そこで、変声期のコーナーには、ボーイソプラノとしての1976年、1977年、テノールの声を掲載しています。  

Andrew Wicks, boy soprano, head chorister, sings Heidenröslein, LP, 1976


Andrew Wicks, boy soprano, Hark, hark, the Lark, Shubert, LP, 1977

Andrew Wicks, boy soprano集
&list=OLAK5uy_npDLwVelNaqjc5iCnztINaJ85mAjZMLJ8

なお、変声期やYouTubeのコーナーには、アンドリュー・ウィックスが歌ったモーツァルトの曲を2曲リンクしています。また、聖歌は多く聴くことができます。

5月6日にチャールズ国王の戴冠式が行われ、その中継も行われましたが、聖歌隊に女子がいることに気付きました。12年前のウィリアム皇太子の結婚式の時は少年と成人男子だけの聖歌隊でした。今回の戴冠式は、「多様性」という言葉がキーワードの戴冠式だったようですが、このようなこともその一つの現れなのでしょう。
チャールズ国王の戴冠式 コロネーション合唱団によるバードの「Gloria in Excelsis Deo」の演奏

ウィリアム皇太子の結婚式 ロイヤル・ウエディング・セレモニー - ウェストミンスター寺院合唱団 - この日 (ジョン・ラター作)


現在、日本にウィーン少年合唱団が4年ぶりの来日をしていますが、コンサートの鑑賞は予定していますが、まだ先のことですので、ウィーン少年合唱団に関する書籍を、次週以後、年代ごとに採り上げようと考えています。

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