レポートを書きながら
フレーベル少年合唱団第61回定期演奏会では、組の数を3から4にしたことの成果のようなものが見えてきました。一方、フレーベル少年合唱団第61回定期演奏会のレポートを書きながらも、考えたことは、音楽的なことだけでなく、「少年合唱団」という組織をいかに、維持・発展させていくかということでした。ヨーロッパの聖歌隊は、混声合唱という形でそれを可能にしてきました。しかし、宗教的な背景もなく、ウィーン少年合唱団のような童声合唱団としてスタートした多くの日本の少年合唱団は、同じようにはいきません。今回は、コンサートレポートから発展して、そのようなことも書いてみました。
さて、フレーベル少年合唱団の歌声をネットで聴くことは比較的容易ですが、歌っている姿を見ることは少ないです。フレーベル館のホームページには、「団歌」を歌う姿が、メンバーを更新しながら常時公開されています。
また、最近では、西田美術館の企画展「生誕120年 童謡詩人 金子みすゞ展」関連イベント フレーベル少年合唱団ミニコンサートを鑑賞することが可能です。
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本日紹介したノルウェーのソルヴグッテン合唱団(Sølvguttene シルバー・ボーイズ)の演奏は、かなり多く、いろいろな時代の演奏を視聴できます。
ソルヴグッテン合唱団 1996 パート I - パニス・アンジェリクス/ピエ・イエズ
シルバーボーイズはクリスマスを歌います
「第1回全日本こどもの歌コンクール全国大会」の公式映像が公開されました。昭和の終わりごろから開催されている「童謡こどもの歌コンクール」とはまた理念が違うようで、童謡・唱歌だけでなく、いわゆる流行歌やミュージカルのナンバーなども歌われています。また、コンクール出場の年齢区分も違い、幼児から中学生までが参加対象のようです。