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スレッドNo.188

九山を終えて

お疲れ様です、医学科6年の久保です。

まず初めに、遠路遥々宮崎まで足を運んでくださった村井先生、中川さん、寺崎さん、井尻さん、大河原さん、ねねちゃん、華奈子ちゃん、加地さん、白谷、森田さん、飯干のご家族、篠原のご家族、一安のご家族、温かい応援や差し入れなどありがとうございました。皆様の応援があったからこそ、タフな日程の中で最高の結果を出すことができました。重ねて感謝申し上げます。

書きたいことが山のようにあります。割愛といきたいところですが、こんな機会もないので全て書かせていただきたいと思います。文才がないので読みにくいとは思いますが、是非お付き合いください。

九山が終わり数日が経ちましたが、目を閉じれば優勝したことが昨日のことのように思い出されます。

今回の結果は、ただの優勝というもの以上に価値のあるものだったのではないでしょうか。コロナ禍を経て、誰にとっても部活という存在が希薄になり、そこに価値を見出しにくくなっている現状がありました。練習はあれど、大会は中止が続き、何のために活動しているのかと感じるのは至極当然のことだったと思います。正直、僕自身もこのまま何事もなく引退するのかと考えながらコロナ禍を過ごしていました。そんな中、今回の結果はコロナがもたらした部活動衰退の黎明となったと感じています。何かひとつのことに真剣に向き合うこと。仲間と同じ目標に向かって切磋琢磨すること。他人を信頼すること。あげればきりがありませんが、全て大切なことです。一見当たり前のことのように思いますが、大人になればなるほどこのようなことを学ぶ場は少なくなります。後輩の中には高校での部活を満足にできなかった子がたくさんいると思います。そういう子や僕自身にとっても部活が様々なことを学ぶ場として如何に重要な存在か改めて感じました。そして、やはりこの部活をコロナ以前の活気あるものに戻し、後輩に引き継ぐ必要があると思い、6年生としての最後の仕事だと心得ています。

さて、ここからは少し振り返りながら話をしたいと思います。

まず、九山団体優勝という結果が素直にとても嬉しいです。女子部も団体3位おめでとう。思うように活動できず、苦しい時期が長かっただけに、本当に部活を続けててよかったなと感じました。結果こそ全勝優勝ですが、試合内容を振り返ると僅差で競り勝った試合も多く、誰か1人でも欠けていたら同じ結果にはならなかったと思います。どのペアもお互いを信頼して2人で一本を取りにいっていました。その姿勢は力強く、頼もしかったです。そして、大きく勝ちを呼び込んだ素晴らしい応援。ポイント間に聞こえてくるベンチからの魂の叫び。どんなに劣勢でも負ける気がしませんでした。応援無くして熊大の優勝はなかったと思います。大会を通して熊大の応援が絶対に1番でした!声を枯らして応援してくれたみんな本当にありがとう。最高の仲間と共に戦えたことがこの上なく誇らしいです。

また、熊大が団体で優勝できた勝因は"チーム力"。この一言に尽きると思います。しかし、ひとえにチーム力といってもその言葉の重みはなかなか表現し難いものだと感じています。一人一人が勝ちたいと思っていても皆が同じ方向を向いているとは限りません。実際、この半年優勝を目指してやってきて結果の伴わない時期もありました。個性豊かな部員が多いこの部活において特に幹部は悩むことが多かったことでしょう。そんな中、幹部最後の仕事でしっかりと結果を出したことは誇りに思っていいと思います。大会直前は色々キツいことを言うこともあったけど、言わずに負けてたら絶対後悔すると思って言いました。幹部のみんな、僕のわがままを聞いてくれてありがとう。本当にいいチームを作ってくれてありがとう。1年間お疲れ様でした。

飯干。
おれらの最後の九山が終わったね。これまで長い間飯干を間近で見てきたけど、試合に出られないってわかったとき、あんなに落ち込んでいる姿を初めて見た気がする。それでも6年生で最高学年だからって周りにはそういう素振りを見せないように振る舞っていたことにも気づいてたよ。大会ではめちゃくちゃ試合に出たいだろうに、腐らずに応援やサポートに徹してくれてありがとう。誰にでもできることじゃないし、その姿に感動した後輩も少なくないと思うよ。同級生として誇りに思う。早く手首の怪我治して戻ってきてね。待ってるよ!

矢内。
9試合一緒に戦ってくれてありがとう。やっぱりお前が最高の後衛だ!おれが足動いてなくてミス連発しても、「信じて繋ぐんで。(ちゃんと決めてくださいよ笑)」って言ってくれてめちゃくちゃ頼もしかったよ。大会直前は辛い思いさせてごめんな。あの時勇気を出して話してくれてありがとう。今思えば、九山優勝の物語はあの日から始まった気がするよ。西医で引退するまで俺の背中は預けたからな。これからも頼むよ!

はーこ、悠ちゃん。
今大会をもって引退ということでお疲れ様でした。2人とも初心者ながらこの部活に入ってくれてありがとう。コロナで活動が制限されて部活の良さをなかなか感じることが難しかったと思うけど、ここまで続けてきたことが素晴らしいことだと思うから胸を張ってね。引退しても飲み会やイベントには参加してね!

あゆみ、美月。
2人ともお疲れ様でした。君たち2人に関しては、日頃から女子部の心臓として多くのプレッシャーと戦いながらよく頑張ったと思います。最後の九山でそれぞれ思うことはあるだろうけど、試合している姿はとても力強く、かっこよかったです。僕は九山3位は胸を張っていい立派な結果だと思います。大会前は朝から夕方ボールが見えなくなるまで毎日かいじゅにいて、誰よりも練習してるのを見てたから、それが報われてほしいと思ってました。もうあの姿が見られなくなるのが本当に寂しいです。
あゆみ、コートの外では後輩の面倒見がよく、誰よりも先輩しててかっこよかったです。2年の件ではお世話になりました。間違いなく男子部優勝の立役者の1人だと思います。そんなあゆみもコートの中に入ると繊細な面があって、それでも力強く戦ってる姿が印象的でした。負けて泣いてる姿を見てると悔しさが伝わってきて胸が熱くなりました。
美月、団体1番手やりかこのペアとしてたくさんプレッシャーを感じたと思います。それでも強い強い1番手として後輩を気に掛けながらしっかり役割を果たせていたと思います。それでもりかこを優勝させてあげられなかったと涙を流している姿をみて素敵だなと思ってしまいました。他人のために涙を流せる人間は強いからこれからの人生に活かしてほしいです。あと、個人戦のときは横で変な試合してごめんなさい、、。それだけが気がかりです。

この大会を通して、後輩たちにはたくさん助けてもらいました。団体で勝ちをもぎ取ってくる子や応援やサポートで僕らを勝たせてくれた子たち、本当に頼もしい後輩たちです。こんな素敵な後輩たちに恵まれて部活ができる幸せを改めて実感することができました。それと同時にもう自分や飯干がいなくてもやっていけるのではないかと思わせてくれました。現役部員として残された時間は多くはありませんが、少しでも後輩が上手くなるよう育成に力を入れ、この部活に還元できたらなと思っています。

最後になりましたが、日頃の練習ができるのも、今回の九山に参加できたのもOB・OGの先生、先輩方のご支援のおかげです。心より感謝申し上げます。また、西医体でも良い報告ができますよう、新チームとなってもより一層の努力を積み重ねていきたいと思いますので、今後ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願い致します。

長文、乱文失礼しました。

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