九山を終えて
お疲れ様です。
医学科6年の一安です。
今年も九山を無事終えることができました。お忙しい中現地まで応援に来てくださったたむけん先輩、中川先生、入江先生、山中先生、理香子先生、らんらん先生、咲江ちゃん、凛ちゃん、相方家のご家族の皆様、まなちゃんのご家族の皆様、たくさんの応援や差し入れ、時にはアドバイスなど、本当にありがとうございました。また、類さんや米村をはじめ、サポートメンバーとしてともに戦ってくれた皆さん、本当にありがとうございました。
3連覇を目指して臨んだ九山団体でしたが、振るわず2位という結果になりました。期待してくださっていた方々、サポートメンバーには大変申し訳ありません。宮崎大学に対して2-3と接戦のようなスコアでしたが、(片岡山﨑があと一歩で勝てれば3-2だったかもしれないという結果はありますが)惜しい試合内容とは言えないと個人的には考えています。これまでの熊大の試合での戦い方では、医学系の試合では今後勝ちきることが難しい可能性があることを気付かされる試合でした。
今年の団体戦は皆、1日目から調子がよく、それでいて油断しない気持ちが前面に出ていて、とても良い雰囲気だったと思います。実際、団体の個人成績を見ると8勝1敗が2本、7勝2敗が2本、6勝3敗が1本と、去年や一昨年と比べると勝利数は確実に多いです。オーダーの読みもすごく良かったです。さすが矢内でした。
宮崎戦では一転して、常に厳しい試合展開でした。宮大の、ロブで相手前衛をかわしてしっかり繋げるラリー+前衛の決定力という2対1の展開をつくるテニスは、熊大の、後衛のシュートを含む打ち合い中心のラリーで2人で一本取るテニスからするととても分が悪く、なかなか攻勢に転じれず、勢いを出すことが難しく感じました。実際、カウント的に勝っている時でも、気持ちを切らすと一瞬で追いつかれる緊張感が僕は常にありましたし、安易にミスなんてしようものなら一巻の終わりだと感じるメンバーは多かったと思います。結果、じりじりと突き放されました。それでいて、その後の久留米長崎は無事勝つことができたのは、切り替える力という熊大の強さの一つだと思います。
なにより戦い方の課題が多く見つかった九山となりました。自分から攻めることが大好きな人が多い分、相手に先行してミスが増えて危うく負けかけるのも熊大の一つの特徴なので、その点でも前衛後衛共にさらに練習を重ねていく所存です。団体戦、西医体優勝を目指して頑張ります。
個人戦は片岡山﨑がベスト8、女子ではまなゆうきが3位といずれもここ数年の熊大では1番良い成績で、本当に本当におめでとうございます。特に女子個人戦は、時間帯的に声出し応援ができない状況ではありましたが、自分達で声を出して試合していてすごく良かったです。なにより去年の悔しさを晴らせておめでとうございます。片岡山﨑も、5番手登録とは思えない試合をしていて、ベスト8決めも圧倒的で、すごいです。三角くんの倒し方を教えてください。来年もすごく期待しています。
また、引退するまるもも、ゆいちゃん、ほのかちゃんはお疲れ様でした。長らく女子部の中心にいらっしゃった先輩方が卒業されて、その後釜で最高学年や団体メンバーを任されるのはすごくプレッシャーだったと思います。それでも役割を全うして、部活をやり遂げて、お疲れ様でした。自分が考えていたことを後輩に引き継いでいって欲しいです。
今後ですが、幹部が交代し、やる気のある1年が入り、男子部女子部ともに部活が活力に溢れるものになりました。幹部という立場での部活は、色々な意味で異なる雰囲気にみえるとは思いますが頑張って欲しいです。
最後になりますが、九山を現地や遠くから応援してくださったOB、OGの先生、先輩方、大変ありがとうございました。男子部はなにひとつ誇れる結果を残せず申し訳ありません。この悔しさを決して忘れず、練習を継続して、西医体では優勝を報告できるよう部員一同精進して参ります。これからも先生、先輩方につきましては、より一層のご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
長文、乱文失礼いたしました。