ちょっといい姉妹29話(最終回)
梅雨の季節、華子さんの気持ちはうかなく、三子さんは、診療中ずっと心配だった。華子さんは、午後の診療を休むと言った。その後華子さんは、孝司さんの美容研究所に向かった。華子さんは、幸代さんに会い、孝司の件で話をした。孝司さんは、九州の福岡の研究所立ち上げのため、転勤することが決まった。孝司さんは、定年まで残り僅かになったので、最後の一仕事をし、残りの余生を過ごしたいと。幸代さんは、結婚よりも仕事を優先する考えだった。皆見さんは、悠子さんの店に来て、エールを送りつつ、神戸に帰ると別れを告げに来た。三子さんは、歯痛に悩んでいたが、華子さんに代わり院長をやらなければという気持ちだった。一方華子さんは、姉のふみ子さんの白無垢姿を見て、昔の若い時を思い出した。その後、訪ねてきた孝司さんと共に、ふみ子さんの墓参りをした。悠子さんは、勝手に家出を考える一正の反抗期に悩んだが、個々の幸せを考える時期だと考えた。孝司さんと結婚を決めた華子さんは、福岡に旅立つ事を決めた。旅立つ時に、かなどめ一家と順司さん、川北有子さんと修三夫妻、歯科医院のスタッフが、2人の門出を見送った。
ついに最終回を迎えましたが、振り返ってこのドラマの第一回を見たときにこのような結末になるとは思えませんでした。私は離婚してパリから帰ってきた悠子さんが、周りを巻きこんでひと騒動起こすことに終始するのではと思っていました。そこは、それ素人考えなのでしょう。
華子先生がいなくなった京歯科医院は大丈夫なのかなと思いましたが、また新しい歯科医師を雇い入れるのかもしれません。一方、華子先生は新しい地で専業主婦に収まるかとも思いましたが、じっとしていられる性格には見えないので、なんらかのアクションを起こすような感じもします。きっと毎週のように三子さんに京歯科医院の様子について電話して聞いているだろうなぁ。
あと、一正君が孝司さんが転勤で家を出てしまうので、残された順司さんがかわいそうだと同居を申し出て母の悠子さんが「生意気!」と怒りまくってますが、そこは一正君はまだ子どもなのかと思います。順司さんは、一正君より桃ちゃんに家に来てもらいたいのだと思う次第です。