2A3と同じVp-Ip特性
偶然にも昨日は、2A3兄弟管の6B4Gシングルアンプを聴いて来ました。
https://onnyo01.hatenablog.com/entry/2023/04/21/220000
音も良いですし、MT管と違って見た目でも聴き手を納得させてしまう魅力がありましたね。
私も作ってみたいと思ったのですが、おんにょさんの回路はDC点火を定電圧化したりと
難易度が高そうなので、私の場合はAC点火の2A3で作ってみたいと思っています。
私の2A3は、今はPPアンプに挿してあるのですが、このアンプを6B4Gに置き換えて、
抜いた2A3でシングルアンプを作ろうかと夢見ています。
ところで、はちべいさんは「トラターボ回路」というのを見た事はないでしょうか?
この方式を使うとパラにしなくても一回り大きな定格が得られるという回路です。
出力段の6DJ8をカソードフォロアにして、トランジスタをドライブするつまり、ダーリントン接続では、ないでしょうか?
トランジスタがメインの出力になるんじゃないかな?
トランジスタは二次降伏とかあるので、MOS-FETのほうがいいような・・・?
高耐圧のトランジスタはHFeが小さいし、MOS-FETのほうがいいかも・・・?
まあ、帰還なしでは、厳しい様な気もします。帰還がかかってはじめて、トランジスタは3極管のように振舞うはずです。
帰還を考えると、MOS-FET(ゲインが大きくなる)より、トランジスタ(ゲインが小さい)のほうが安定になるかな・・・・?
あまり、良くはわかりません。しかし、どこで、見つけたのですか?なかなか上手い手ですね?
ああ、そうか、出力段の6DJ8は、抵抗とみれば、C-B帰還だから、トランジスタは、三極管としてふるまうのか。
すると、D-G帰還のMOS-FETのほうがいいと思います・・・・・。
C-B帰還、D-G帰還は、ここにVp-Ip特性があります。C-B帰還は、直線ですが、D-G帰還は真空管ぽいです。
http://daisan-y.private.coocan.jp/html/B090222.html
リニアリティからすれば、C-B帰還が直線なのでいいように思われます。
>C-B帰還、D-G帰還は、ここにVp-Ip特性があります。
なるほど、はちべいさんは既に色々と検証なさっていたのですね。
なお、この回路はTANAKAさんの「たまリントンとトラターボ」に載っていた回路図で、
http://tezukuri-amp.org/toppage/archive/tanaka/tamarinton.htm
今は添付図が無いのですが以前は見られたので、ローカルディスクに保存していたのを
自分の手で書き直したものです。(そのままでは無断転載になるので)
三極管の音質がそのまま得られるとの触れ込みですし、私の手元には高耐圧バイポーラが結構あるので、
いつかはやって見たいと思っているのですが、その前に誰かやってないかなぁーと思ったのです。
菊地様、おはようございます。
オワコンの真空管オーディオですが、私がたどり着いたところはこうなりました。
http://daisan-y.private.coocan.jp/html/2022-8-02-04.html
まあ、年金生活では、とても実験なんてできません。まあ、部品はほとんどありますが・・・・
最近は、体力維持です。あちこちガタが来ましたしね。そのため、畑も庭も掃除も重要です。
今やっているのは、青色のうんざりはちべえをクリックすると、見れます。真空管ぽくありませんか?
>真空管ぽくありませんか?
特性的には三極管特性になるとは思うのですが、お燈明が灯らないのれすぅー!
ほのかな火は、太古の昔から人の気持ちを落ち着かせてくれるのです。
しかし真空管も、今後は思い通りの特性の球が入手出来るとは限らないので、と言うか入手困難になるので、
「半導体の助けを借りて、手元にある球を思い通りの定格特性に変える」
なんて事が出来れば良いなぁー、と夢見ているのです。
はちべいさんなら半導体に詳しいので可能ではないかと・・・
>CMOSアンプの観察・・・
リンクのページを読ませて頂きましたが裸特性の高域が早々に落ちているのは、
ドライブ段のドレイン抵抗が大きすぎるからと思います。出力段の石の入力容量が
570PFもあるようなので、前段のドレイン抵抗は2kΩ以下が良いように思います。
https://www.vishay.com/docs/91278/sihfr902.pdf
一方、私も体力維持のために近所を散歩をするようにしています。
また庭の草むしりもしたいのですが、今日の東京は朝から雨なので部屋でのんびりです。
MOS-FETは、秋月電子通商の通販で買っています。
IRFU120NPBF 税込み50円
hーTTーps://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-06050/
IRFU9024NPBF 税込み70円
hーTTーps://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-06026/
です。やすいでしょう?
銅板もホームセンターで150mmx150mmx0.5mmを買っています。
あとは、電源ですが、同じく秋月電子通商で、
65W級スイッチングACアダプター24V2.7A 税込み2450円
hーTT−ps://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-00409/
トータルしても真空管オーディオの出力トランス1個より安いのです。
さて、オープンゲインが、10KHzから、落ちているのは、わざとそうしているのです。
高帰還では、高域の位相が問題になるので、-6dB/octで落ちると高域が−90°〜−120°で、位相が落ち着けばいいのです。-6db/octは、-20dB/decなので、10KHzから100KHzまで、帰還後フラットになります。100KHzあれば、だいたいOKでは・・・・・?
これも、
hーTTーp://daisan-y.private.coocan.jp/homepage/html/2020041901.html
そういう設計です。第2章第4節は、NFBが57dB位ありますので、帰還前20数KHZですが、帰還後6MHzくらいまで伸びています。また、低歪でしょう?なお、帰還をかけるときは、C3をGNDでなく、R1とR5のつなぎ目に変えます。
また、高帰還は、いわゆる三極管のVp-Ip特性ですから・・・・
なお、hーTTーは、httに置き換えてください。
まあ、自慢話みたいなことになっていますが、我慢してお付き合いください。また、お許しください。
でも、半導体もDCアンプにこだわらなければ、全然難しくないのですよ。
負帰還も多く掛けようすると位相の問題とか色々と面倒になりますよね。
https://ishinolab.net/modules/doc_serial/audio_history_japan/serial001_010.html
私の場合、この辺りの話はさっぱり判らないので、
まず裸特性を上げておいてNFは軽く掛ける、という安易な方法を取る事が多いです。
半導体アンプの場合は、はちべいさんの方法が正論だし正攻法なのでしょうが・・・
>トータルしても真空管オーディオの出力トランス1個より安いのです。
真空管アンプは小物部品も値上がりして凄い事になっています。
こっちのオフ会でも話題になったのですが、何でもないラグ板が値上がりしてるので、
それなら「ハト目ラグ」で自作しようとしたら、そのハト目まで入手困難と言う有様だそうです。
パワーFETが50円で、立てラグが100円という、昔なら考えられない値付けですよね。
菊地様、こんばんは。
>真空管アンプは小物部品も値上がりして凄い事になっています。
>こっちのオフ会でも話題になったのですが、何でもないラグ板が値上がりしてるので、
>それなら「ハト目ラグ」で自作しようとしたら、そのハト目まで入手困難と言う有様だそうです。
いっそのこと、Arito様の基板組み立てが、一番なのでしょうね。
蛇の目基板も高くなって、決して安いとは思わないですけどね。
基板の良いところは、設計段階でデバッグができることじゃないでしょうか?
チェックを第三者にも頼めますしね。あとは設計通り作ればOKとなります。
先日のオフ会で、丁度ARITOさんが披露された6GN8負荷中点接地アンプの内部は
全てのCRがユニバーサル基板一枚に実装されていて、とてもスマートに纏まっていました。
https://onnyo01.hatenablog.com/entry/2023/05/14/150000
上記リンクページの6枚目の写真ですが、これからは主流になるかも知れませんね。
Arito様、菊地様、こんにちは。
みなさん、工作がきれいですね。私なんか、実験機なので、空中配線なんかもあって、とても見せられません。
Arito様のは、見た目がスッキリしていて、さすがにいいですね。
>みなさん、工作がきれいですね。私なんか、実験機なので、空中配線なんかもあって、とても見せられません。
大丈夫、はちべえさんは賢いから、本質がしっかりしています、ボロは着てても心は錦~♪
ポール牧様、こんばんは。
そんなに、おだてても何もでませんよぉ〜
最近は、手が震えてはんだ付けも難しいときがありました。