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スレッドNo.917

トロイダルトランスについて

長くなりましたので、新たにスレッドを設けました。
flip-flopさんのご意見がまだの様です、ご遠慮うなくどうぞ。

こちらの意見より、問いかける方が皆さんの率直な気持ち、もしくは多少のバイアスが加味され、
ベクトルの方向が感じ取れます。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年05月24日 15:36)

トロイダルコアトランス VPT18-1390の線間容量を測ってみました。
一次    二次
BLU-----  ------BLK
青  ・||・ 黒
灰   ||  赤
GRY-----  ------RED
VIO-----  ------ORG
紫  ・||・ 燈
茶   ||  黃
BRN-----  ------YEL

120Hzにて測定
青ー紫11.156nF  黒ー燈1049pF
青ー黒230pF 青ー燈232pF
紫ー黒229pF 紫ー燈226pF

でした。

引用して返信編集・削除(未編集)

VPT18-1390を4個測りました。一次直列二次並列5KPP(drive1K+1K)、一次直列二次直列1.25KPP(100+100)
No.1は、後で気づいたのですが、VPT12-2080でした。
No.3とNo.4は似てますが、No.2は、NGですね。電源トラスですから、しかたありません。
青色のうんざりはちべえをクリックしてください。
なお、一次直列二次直列のばあい、二次をKNFに使えます。
ですから、VPT12-2080の場合、一次直列二次並列12KPP、一次直列二次直列3KPPとなります。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年05月24日 15:33)

私の駄作の例です。青色のうんざりはちべえをクリックしてください。
http://daisan-y.private.coocan.jp/homepage2/html/2018030501.html
の、図3−2−1からわかるように、12dBNFBで、60KHz-3dBです。
原因は、図3−2−2を見ればわかると思います。実際8Ω負荷でトランスの一次インピーダンスを測った図を掲載します。

年金生活には、トロイダルコアトランスは、安いかもしれませんが、毒です・・・・

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年05月24日 16:18)

年金生活には、この
ヘッドフォンアンプの研究ーその3
http://daisan-y.private.coocan.jp/homepage/html/2019102401.html
が、おすすめです。1.5Wくらいしかありませんが、とても1.5Wとは思えないくらい迫力がありますので、おすすめです。

全体像は、青色のうんざりはちべえをクリックしてください。

でも、年金生活でアンプなんかを作ろうなんて、思ってはいけません。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年05月24日 17:46)

はちべえさん、資料公表感謝いたします。
さて、トロイダルトランスのバイファイラ巻き線、ですが手巻きは無理かと思います、
(例1)

引用して返信編集・削除(未編集)

(例2)



トロイダルトランス、当時出力トランスに転用を知り、色々調べました、
もし、健康ならば巻き線機は制作可能です、難しい構造ではありません、
精度も2/100mm程度で十分です、
もし、自作が出来れば歩留まりはけた違いに精密制作が可能でしょう。

しかし、偶然にもカットオフ30KHzとは、まさに負帰還専用の様です。

引用して返信編集・削除(未編集)

トロイダルトランス/ 参照
(はちべえさんとの出会い~(私、某掲示板では、ハンドルネーム=マイカです))
http://phase.main.jp/speed/tro/index.html

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年05月24日 17:36)

はちべえさんにお願いして、r=100Ω、のデーターをお願いいたしました、
6C33C(1/2)、もしくは6C41C、を想定しております、
このデーターからは、前人未到の素晴らしい真空管アンプが期待出来ます。

欠点と長所は同居しております、欠点はトロイダルであるが故、不平衡電流(直流磁化)に弱い事、
長所は極めて高感度であり、パーマロイクラスを扱う気使いが必要です。
「恐るべし、トロイダルトランス」

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年05月24日 18:16)

欠点というか、懸念はまだありますよ。
一次側は一つ巻いて、その上に二つ目を巻くという普通の作り方ですから、各プレート端子から中点までのDCRのバランスが取れていません。
大したことないと言えばそれまでですが、プッシュプル間の不平衡要素になります。
 
また、一次側を直列にして230Vの設計だとすると、通常の出力トランスの設計に最大磁束密度を合わせると160Vくらいでしょうか?
5kΩのインピーダンスだとするとたった5Wで定格出力となってしまい、出力の拡大が難しいです。
 
まぁ所詮電源トランスの転用ですから、ちゃんと設計された出力トランスを凌駕するものではないと思います。

引用して返信編集・削除(未編集)

No.918のうんざりはちべえさんの容量実測値を見ると、本当に1次もバイファラ巻かもしれない。
115V巻線を重ね巻きしているなら内層側と外層側では2次との容量が異なるはずだが、実測値はほぼ平衡している。
ポール牧さんの推測は大当たりかも?
2つの115V巻線のDCRを見れば、バイファラ巻かどうかは確定するはず。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年05月24日 21:50)

DCRを測定しました。
一次 青ー灰40.85Ω 紫ー茶40.80Ω
二次 黒ー赤0.42Ω 燈ー黃0.42Ω
でした。

引用して返信編集・削除(未編集)

トランスの注意書きとして、1次、2次の各々2つの巻き線はそれぞれ直列か並列で使えとありますから、バイファラ巻と読めます。
線間容量とDCRからしても、そうであるとしてよいようです。

引用して返信編集・削除(未編集)

電源トランスなのにバイファイラー巻きしているわけですか。
理由はわかりませんが、面白いですね。
電源トランスということで、一次巻き線のターン数が、出力トランスよりもかなり少ない
(おそらく半分程度?)ことが奏功して、バイファイラー巻きにも関わらずそれなりの
高域特性を出しているようですね。
センタータップが出ていたらマッキントッシュタイプのCSPPが作れるのですが...
並列給電SEPPですかね。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年05月25日 08:39)

ARITO@伊吹南麓様、AC230V 3KΩでは、トランスの仕様の25W取れます。
VPT12-2080を一次直列、二次直列とすると、二次側にセンタタップが取れます。
115V:6Vなので、約5%のカソード帰還ですが、マッキントッシュもどきになりませんかね?

>並列給電SEPPですかね。

なるほど、これは初めてなのかな?

まあ、電源トランスなので、高域が伸びていません。ARITO@伊吹南麓様のマッキントッシュの足元にも及びませんしね。トロイダルコアトランスを無理して使う価値はないと思います。
真空管は、出力、電源、ヒータトランスという金食い虫がついてまわり、球周辺部品も入手困難でオワコンでいいのでしょう。

パワートランジスタも消滅した今では、MOS-FETが残された道なのでしょうね。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年05月25日 12:46)

>AC230V 3KΩでは、トランスの仕様の25W取れます。
おそらくですが、電源周波数(50Hz)での磁束密度は1.4とか、1.5テスラくらいの設計ではないかと思います。
一般的な出力トランス、例えば拙ラボでは40Hzで1.0テスラ前後の設計をしていますので、その水準に合わせると
25W出るとは言えないです。もちろん高磁束密度による問題(歪率の悪化、低域でのコアの飽和等)を気にしない
ということであれば、中間域(たとえば1kHz)で25W取り出すことは問題なく可能です。
一般的な出力トランスは電源トランスと比較して、か~なり磁束密度を抑えた設計をしている、ということです。
 
>約10%のカソード帰還ですが、マッキントッシュもどきになりませんかね?
2つの真空管の片方のプレートと他方のカソードをそれぞれ接続し、互いのグリッドに逆相の信号を入力することで
プッシュプル動作を行う回路がCSPPですので、「もどき」にもならないのではないでしょうか。
はちべいさんも誤解をされているようですが、カソード帰還を深くかけるとCSPPになるというわけではないのです。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年05月25日 12:59)

>ポール牧さんの推測は大当たりかも?

「どうだ!」と自慢するほどのものではございません、
ものつくりの精神からすれは、極めて自然と思われます。

一例を上げれば、電源トランスの巻き線を並列接続、これはちょっと考えると解るのですが、
同一の性質を持った巻き線の並列運転でなければ具合が悪いのです、
バイファイラ構造なら導体が二倍の体積とみなす事ができます。

一方、下層、上層、に排した巻き・・・・・・ これはいただけません、
不都合な要因が複数予測出来ます、わたしが上司ならこの様な案は大目玉です、
ものつくりは、製品の均一性、交換性、くらいは一番にかんがえます、
トロイダルトランスはその性質が良い方に集約されております。

マッキントッシュの手法は、ちゃんと設計された出力トランスの専門家、ARITO氏にお任せいたしましょう。

引用して返信編集・削除(未編集)

はちべえさんへ、
以前、はちべえさんの掲示板で、VPT18-1390&大革命ウイリアムソンで盛り上がった時期、
販売元、DigikeyのVPT18-1390、在庫が急激に減少いたしました、(ヤフオクにも出ました)
表には出ませんが、こっそり楽しんでいる方は案外多いと思われます、
ただ、注意点は難度が結構高いですから、配線図だけでは難しいです、
あの頃はちべえさんは燃えていましたから、実体図の詳細は役に立っている筈です。

引用して返信編集・削除(未編集)

>同一の性質を持った巻き線の並列運転でなければ具合が悪いのです、
これは誤解されそうですね。
トランスにおいて巻線を並列にするときの条件は、同じターン数であること、だけであります。
 
ターン数が違うと、起電圧の差ができてしまいますので巻線間で循環電流が流れてしまいます。
線径が違ったとしても、直流抵抗分に応じて電流が分流してくれますので、ターン数さえ同じなら
問題はありません。バイファイラー巻きでなくとも、別々に巻いたものをパラ接続しても問題は
ありません。出力トランスの二次側は、何回かに分けて巻いたものをパラ接続するのが普通です。
 
バイファイラー巻きというのは2本同時に別々の巻線を巻くということを指すのであり、それ以外の
意味は無いと思います。電源トランスでバイファイラー巻きをしなくてはならない場面はよく
わからないので、今回のトランスは面白いですね、と書きました。どうしてなんでしょうね???

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年05月25日 14:47)

ポール牧さんの張ったリンク映像で巻き線作業を見ると、確かに2本組で巻いていますが、
これは作業効率の都合でやっているだけで、マッキントッシュアンプのように
容量結合を狙っている訳ではないですね。そもそも電源トランスでは意味が無いし、
当然の事だけどコアの外側は隙間だらけ・・・

実際の容量の問題も、私が以前に使ったサークルトロン用の電源トランスでも1000PF位ありましたから、
http://www.asahi-net.or.jp/~CN3H-KKC/claft/6cw5_circl2.htm
同じコアに100V以上の巻き線を複数回路巻くと普通の現象なのだと思います。

どうしてもCSPPで使いたいなら、このサークルトロンが良いように思います。VPT18-1390で、
1次側は並列にして、2次側を直列にすればインピーダンス比で330Ω:8Ωになりますから、
25E5のCSPPに適合するように思います。サークルトロンの場合、1次側の中点は抵抗で出せるので、
巻き線の中点は必要ないですし、さらに上下左右の4回路のB電源はSW電源とすれば廉価に収まります。

ただ・・・自分で言っておいて何ですが、これだと大げさになって
一番のセールスポイントである廉価なトランスの魅力が生かせない気がしますね。
ここは上記のインピーダンス比にしてSRPPかSEPPのマッチングトランスとして使う方が
適しているような気がします。C結合とすればDCが流れないので良好な特性が維持できますし、
ほとんどの場合、インピーダンス比が下るとトランス自体の特性も良くなりますから。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年05月25日 14:56)

好み?

菊地さんへ、
>サークルトロンが良いように思います>
申し訳ございませんが好みでございません、好みでない部分を上げ連ねると気分を害する方もいらっしゃいます、
したがって、好み、と表現させて下さい、無理をするのは身体に悪い故離れておきましょう。

パリジェンヌのカトリーヌスパークが好みです、似た娘が大学病院で看護助手をしております、
今日はあわなかった、残念。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年05月25日 16:11)

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