ソーダ水それは世界の消ゆる音
横浜の山手(実際は根岸)に「ドルフィン」というカフェ・レストランがあって、テラスから海が見えるのでソーダ水(ドルフィン・ソーダ)を飲むには最適の場所で、ユーミンの「海を見ていた午後」に出て来るので日本一有名なカフェ・レストランだと思う。「きっこのハイヒール」の句会だったかで水星人さんが詠んだ句を特選絶賛したことがある。しかし、句集には入っていなかったので、なんでこんな名句を入れなかったんだと文句を言ったことがある。
ソーダ水桜木町の音に消ゆ 水星人
まだ桜木町が横浜の面影を濃く残していた頃で再開発で近代的なビルになってしまったあとに詠まれた句のように記憶するが、以前は舗道下の地下道を渡ることがひとりでは恐いほどの暗さだったが、横浜の外れの無頼な感じが残っていて夜明けをほっつき歩いたこともある。このソーダ水の音は恋が消える音だが、変わってゆく町の姿を詠んだようにも思えた。
ちなみに「ドルフィン」はお洒落過ぎてわたくしのような無頼の徒には恥ずかしくて二度と行けない場所で、実際二度と行くことはなかった。ただ、ユーミンの「海を見ていた午後」と「あの日に帰りたい」は名曲だと思う。
松任谷由実 - 海を見ていた午後(TIME MACHINE TOUR 2018-2019)
ここのところ、ロシア映画を見るたびに途中でぐるぐるハングアップして復旧するのに二日近くかかった。ウクライナの戦争と関係あるのかと思わず勘ぐるほどだった。
