園児らに木の実届けて山を守る
和裁の集まりの日。重宝して結んでいた博多帯が、太っていよいよ寸足らずになったと持ってみえる人あり。黒のちりめんを継ぎ足すのに、博多帯を真っ二つに切らなければならない。どの部分で切り離すか、試着しては糸印をして、裁ちばさみを持つ万屋銀蠅。帯に鋏を入れるなんていやだねえ、、、と珈琲を飲んで、もう一度試着する。再度裁ちばさみを持つと、お吟さんに「切るわよ」という。この件は関係ないお吟さん、「切ったらいいんじゃない、切らなきゃ始まらないよ」と(笑)。
烏賊干して足の吹かるや秋の浜 大橋ごろう
