炭斗に一閑張が手ごろなる
古季語など縁がないので詠まないだろうと思っていたのが、火鉢をつかうようになったので、図書館の宇多喜代子著『古季語と遊ぶ』をぱらぱらとめくってみた。
対局に炭斗の位置しかるべく 山本洋子
炭斗を持つて立聞きしてゐたり 大石悦子
炭斗の好みも女所帯かな 西村和子
お三人の俳人も魅力的だけど、句がまたいい。一酸化中毒が怖くて、追い炭はまだしていないのだが、こんな句を読むと、炭斗(すみとり・炭取に瓢を縦二つに割ったものを用いていた時代があり、その柄杓型が北斗七星に似ていたところから「斗」の字を当てたとのこと)を火鉢のそばに置いてみたくなる。そういえば、万屋銀蠅が、書き損じの和紙を竹かごに一閑張していたなあ、、、お吟さんの書き損じで作ってもらおうかしらん(笑)。
