風花やにこにこ岩は海向いて
遊起さん、今も素敵な書をお書きなんでしょうね。
アラスカの写真は、まるで童話の世界ですね。
4年生の冬休みの宿題に俳句があるので教えてやってほしいと頼まれて、近所の王子ヶ岳へ冬を探しに行った。細い山道を登ると、いきなり瀬戸の海がひらけて、子どもは枯草を走り回る。ノートに見つけた冬をどんどん書かせる。おじさんが笑っているような「にこにこ岩」まで登りたいと、お吟さんはゼイゼイいってるけど元気なことである。帰ってから大きな紙に清書させたら、夏井いつきさんの教え方をまねて、どんなことが楽しかったのか、「楽しいな○○○○○○○○○○○○」の○に言葉を入れさす。猫がたくさんいただの、海が光っていただの、一家四人はけっこうすんなり中七下五をつくった。
そこで、「楽しいな」の代わりに、見つけて帰った季語を入れることを教えると、いとも簡単に生まれて初めての四人の句が出来上がって、たくらみは成功した。こんどは句会だな(笑)。
一芝居打たねばならぬ初仕事 久門南
