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スレッドNo.1935

かたまつて緋寒桜のうつむきぬ

>壁の油絵は、おらが村さのマティス作。

マティスの「ジャズ」は鎌倉美術館別館の常時展示で、本館を見た後必ず見に行っていました。五十年前板金工をやりながら三冊ガリ版の詩集を出しましたが、一冊目はベン・シャーンの「麦畑」、二冊目と三冊目はマティスの「ダンス」を表紙に使っていました。詩と絵が好きなのは小学生の時に「角セ」(向かいの蛸屋)のシェパードのジローが家の庭で寝ている(昔は、というか湊では犬は放し飼いである)のをクレヨンで描いて題に「ジローがねている。耳だけおきているようだ」と書いた絵が廊下に張り出されて話題になったからだ。絵と詩の組み合わせなど誰も発想しなかった時代である。妹がピアノを弾いて廊下から母が見ている絵を描いて、それを妹が写して描いたら小学生部門の県展特賞を採ったので学校中が大騒ぎになったが、次に実習で妹が描いた絵は野原に三角の屋根と四角い家の夜空にでっかい☆が散らばる小学三年生の絵だったので神童はすぐに小学生に戻った。わたくしの構図で妹の稚拙なタッチが絶妙のバランスだったので、わたくしの絵では子どもらしい絵にはならなかっただろう。陶器も好きだったが、笠間の職人になれると従姉妹が囃したのでやめた。才能を伸ばしてやるには才能のある者がそばにいないとダメである。

りんさん、お吟さんの吟行に参加出来て良かったです。

わたくしの所属している「ににん」の吟行句会は季刊「ににん」の購読者になれば年会費三千円で参加権利が得られますが、「ににん」は今まで同人だけで句会をやっていたので岩淵先生の俳句講習会の受講者たちが同人のため、結社とは違い主宰と言えば親も同然といった縛りはなくのんびりしているので俳句の出来も凸凹があり、凸のレベルの人は個人的に他の同人や結社の吟行に自由に参加していましたが、「ににん」主催となると即吟多作が出来るレベルではない凹の同人たちは置いてけ堀になる懸念もあり、もう少し慣れてから、「ににん」以外の参加者を募った方がいいのではないかという声があり、動物句会の参加者のような俳句巧者の参加は少し先になる予定です。わたくしもインターネット俳句育ちなので、結社とか同人とか気にせずに参加の誘いがあればどこでも顔を出していましたが、それは最初の師であるきっこさんが鍛えてくれたお陰で、いつの間にか「多作多捨」「多読多憶」が身に付いたせいで、十年俳句を離れていても俳句を詠めるのはきっこさんの薫陶の賜物だということです。

尊富士、十四日の朝乃山戦は本来は大関貴景勝戦で、勝ち越すのがやっとの大関相手なら楽勝で優勝と思ったら大関休場で回って来た割で、わたくしの懸念通り歯が立ちませんでしたが、車椅子で退場する靱帯損傷だったので千秋楽は無理で大の里に優勝は傾いたかと思いきや、何と痛み止めを打っての出場で、見事豪ノ山を突き出しての三賞同時受賞110年ぶりの新入幕最速優勝という奇跡を起こしたとは驚き桃の木山椒の木でした。これ以上の荒れる春場所はないでしょう。

写真は善福寺川緑地の緋寒桜。それで思い出したが、沖縄に行った時に、沖縄では桜が咲いた後に梅が咲くというので驚いたことがあったが、実は沖縄の桜はこの緋寒桜を桜というのである。それならわかる。沖縄では一月から咲くのだから。それにしても東京の染井吉野はもう開花日を一週間近く過ぎているのにまだ咲かない。開花日を過ぎても咲かない年は初めてのような気がする。

引用して返信編集・削除(編集済: 2024年03月28日 13:04)

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