重さうで軽きカップや花ミモザ
小筆遊びとランチの後、我らがお茶人が陶芸家さんのところへ作品を取りに行くというのでついてゆく。ミモザの咲く山裾の広い敷地に野菜を育て、陶芸をしている79歳の女性。週一回買い出しに出かけ、その日だけはお弁当を二つ買って、煮炊きをせずに陶芸に没頭するそう。ほぼ毎日、珈琲をいただいたこの陶房に籠っているとか。白髪をバンダナでまとめ、ふんわりしたワンピースをお召で、いまなお美しい方だ。40代の頃、内臓がおかしくなる奇病に苦しんだが生還した話など、もっとじっくりお聞きしたかったが、お仕事の邪魔になるので早々においとました。
囀に色あらば今瑠璃色に 西村和子
