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スレッドNo.1956

花便り今日届いたる雨の午後

「ににん」春号は4月1日月曜発行なので同人にはこの日には届くはずだが、土日を挟んだので四月馬鹿の日に郵送したのだろう。印刷所が広島になっているので三日に届いたというものだ。岩淵先生と新井代表の句をぱっと見て、どちらにもタイポがあるので、ナニコレとがっかり。毎号タイポの訂正があるので校正にゆるい同人誌であることは承知していたが、発行人と代表の句にタイポがあるのは前代未聞で、校正も高齢化の波をまぬがれないのかも知れない。しかし、じゃあお前やれと言われると片っ端から校正だけでなく添削もしてしまうので、小さな親切余計なお世話ですぐ首になるだろう。つくづく団体行動には向いていない。ネットならすぐタイポを指摘しあえるし、推敲も意見交換できるが、同人誌や結社誌となると、三日遅れの便りを乗せて、どころか三月遅れの俳句を載せてになるから、月間総合誌ともなると、正月の句を去年のうちに詠む羽目になるから、季節の先取りが俳句とはいえ早過ぎて逆に遅れた媒体であることをネット時代には露呈するので、俳句というものは古臭いものであるという事実を伝統であると「ホトトギス」のように開き直るしかないのかも知れない。わたくしは古典も大好きなのでつまらん新作とのバランスを取っているが、詰まるところ、「時代を越えていいものはいい」というのがわたくしの信条なので、達観すればタイポのない作品であればその中の優れた作品に出合う楽しみだけが大事であるという結論に落ち着く。

  雪達磨解脱の時となりにけり 川村研治

雪達磨が日差しに溶けるのを「解脱の時」とは言い得て妙の破顔一笑の佳句である。出会えて良かった。丁寧に読めばもっと佳句に出会えるかもしれない。A級の句はわたくしにはつまらない。というか、一流とされる句には自分が発見する楽しみがないからだ。手垢のついていない、まだ見ぬB級やC級の句にこそ発見の楽しみがある。それが同人誌のわたくしの楽しみ方である。

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